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精神障害

痙攣

父が亡くなってちょうど一週間。 通夜も告別式も来週です。 この七日間、私を苦しめていることがあります。 右目の下が、常時痙攣しているのです。 涙を流して嘆き哀しむことはないのに、私の顔面は、それを表し続けています。 同居人に聞くと、指摘されて注意深く見なければ分からないほどのかすかな痙攣だと言います。 しかし自覚的には、激しく痙攣し続けているような感覚があるのです。 抗不安薬を処方箋の倍も飲んだりしましたが、べつだん変わりはありません 困ったものです。
社会・政治

3月11日

新聞もテレビも、一年前の東日本大震災の話題でもちきりです。 あるいは悲劇と悲しみを強調し、あるいは力強い復興や日本人の忍耐を賞賛しています。 どちらも震災のほんの一面でしかなく、報道というものの無力と胡散臭さを見せ付けています。 私は勤務中に地震にあい、電車は完全にストップ。 三時前には帰宅命令がでて、普段だったら車で30分のところ、猛烈な渋滞で帰宅に6時間かかりました。 歩いたほうが早かったですね。 その後繰り返し、家が流され、車が木の葉のように浮かぶ信じがたい映像を見ました。 その上原発事故まで起こし、当時の総理大臣はパニックに陥り、原発事故は迷走しました。 この日を忘れまい、とマスコミは口々にはやし立てます。 しかしそれは不可能なこと。 千年も一万年も語り継がれるはずはありません。 できることは、データを蓄積して閲覧可能な状態にしておくこと。  忘れられるのは人間精神の美徳の一つです。 その美徳をも封印しては、被災者にとってあまりに酷というものです。 絆だの心は一つだのとあちこちで言い立てながら、瓦礫の受け入れには猛烈に反発する自治体や庶民の身勝手さに、人間の性とは言うものの、本...
映画

リセット

ちょっと残念なSFサバイバル「リセット」をDVDで鑑賞しました。 ある時大停電だ発生。 闇に包まれた人々が、着ていた服だけを残して消失。 残されたのは、懐中電灯を持っていたり、蝋燭をつけたりした数名。 要するに明るい場所にいた人だけ。 出だしは期待を持たせるのですが、いきなり72時間後に話はとび、発電機を備えたバーに集まった男女4人のサバイバルになると、なんだか冗長で退屈になります。 闇に包まれれば消え、明かりがあれば生き残るという単純なストーリーで、闇の意味も正体もわかりません。 集団失踪事件として有名なロアノーク島事件の話を持ち出したり、俺たちは明かりに集まる蛾だとか意味深なことを言ってみたりしますが、なんだか虚しい感じです。 ラスト、朝を迎えて教会から出てきた少年と幼女がリンゴを食っていた馬に乗っていずこへともなく去って行きますが、あれは新しいアダムとイブなんでしょうか。 思わせぶりなだけで、もう一つ楽しめませんでした。リセット アンソニー・ジャスウィンスキーエイベックス・エンタテインメントにほんブログ村映画(SF・ファンタジー) ブログランキングへ ↓の評価ボタンを押してランキ...
映画

ラスト・エクソシズム

昨夜は一風変わった悪魔憑きの映画、「ラスト・エクソシズム」を鑑賞しました。 名作「エクソシスト」以来、悪魔祓いの映画では、まずは精神科医に診て貰い、にっちもさっちも行かなくなって仕方なく悪魔祓いを依頼し、神父と悪魔が対決する、というストーリーが定番です。 しかし今作では、まず神父が登場せず、牧師が悪魔祓いを行います。 しかもこの牧師、言葉巧みに面白おかしい説教を繰り広げて名前を売り、小金を稼ぐことを生業としており、神も悪魔もまったく信じてはいません。 悪魔祓いの際には、スーツに小型のスピーカーを仕込み、8000種類もの悪魔憑きっぽい効果音を自在に鳴らし、十字架にも小細工をして佳境に入ると十字架から煙を出したりします。 そして「悪魔は去った」とか言って金をせびるのです。 自己暗示によって悪魔憑きだと思い込んでいる場合にはこれでも治療効果がありますが、運悪く、本物の悪魔憑きに当たってしまいます。 悪魔に憑かれたのは、農園に住む16歳の少女。 彼女は記憶を失っては、農園の家畜を惨殺し、兄に切りつけたりします。 困り果てた牧師は、農園主と古くからの知り合いの地元の牧師に頼ります。 しかし驚くな...
文学

はるともしらぬ

もう三月も上旬を終えようと言うのに、外は冷たい雨が降っています。 今にも雪に変わりそうです。 寒いんだかあったかいんだかはっきりしろ、と言いたくなるような、日替わりで寒暖が入れ替わる日々が続いています。かきくらし 猶ふる雪の さむければ はるともしらぬ たにのうくひす 「金塊和歌集」の「春」にみられる源実朝の和歌です。 こう冷たい雨が降り続いていれば、谷の鶯どころか、事務所のおっさんでさえ、春とも知れません。  しかし春先に変に冷えるということはよくあって、だからこそ上のような歌が詠み継がれてきたのでしょう。 そうであれば、この寒さをも、春の風情と楽しむのが上策なんでしょうが、病み上がりの身には応えますねぇ。 源実朝という歌よみ、辛口で知られる正岡子規から高い評価を受けています。 実朝といふ人は三十にも足らで、いざこれからといふ処にてあへなき最期を遂げられ誠に残念致し候。あの人をして今十年も活かして置いたならどんなに名歌を沢山残したかも知れ不申候。とにかくに第一流の歌人と存候。 べた褒めですね。 気持ち悪いくらい。 でもそういう優れた歌よみが、鎌倉幕府の将軍を継がなければならない立場だ...
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