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社会・政治

なんだか

新聞はえらいことになってますね。 将軍様の死去に伴う、将軍様の生涯や、これから北朝鮮がどうなるか、北東アジアにどんな影響を及ぼすかなど、国際面はもちろん、一面も政治面も経済面も、将軍様と新しい指導者、金正恩大将のことでいっぱいです。 平壌の様子を写した写真、どこかで見たような絵ですね。 終戦の日の皇居前広場の写真です。 方や戦争に敗れた時、方や独裁者の死を知ったときと、状況は大きく異なりますが、北朝鮮国民の感情表現の過剰さを除けば、よく似ています。 大日本帝国には独裁者というのはいませんでした。 天皇は君臨すれども統治せず、の英国流立憲政治を理想として内閣の決定に異を唱えることはありませんでしたね。 よく軍部独裁なんて言いますが、太平洋戦争中も内閣総理大臣が国を代表する政治家だったわけであり、軍人政治家、東条英機は戦争途中に内閣を投げ出し、その後は文民政治家が終戦のタイミングを探りました。 第一、軍内部は複雑に利害が絡み合い、共謀して大日本帝国を牛耳るなんていう高度な政治は行われていません。 軍人は様々な利害や理想を掲げ、同床異夢の戦争を戦っていたわけです。 で、北朝鮮。 おそらく北朝...
映画

笑えるホラー

昨夜観たホラーはB級どころではないひどい出来で、笑えました。 「パラノイド2004」です。 よくある学園を舞台にした連続殺人ものですが、この殺人鬼が、奇妙なモノローグを連発するのです。 善と悪について。 また、ゴキブリと人間について。 思わせぶりですが、あんまりにも紋切り型で、これが笑えるポイントの一つ。 そして意外な人物が犯人だった、でも本当の殺人鬼は別にいた、というのも、意外でもなんでもなく、よくあるパターンです。 そのラストが笑えるポイントの二つ。 そして何より、よくもここまで大根でしかも老けた役者たちをティーンエイジャーに設定したものだ、というのが笑えるポイントの三つです。 どう見ても30歳はいってそうですよ。 素晴らしい作品に当たるには、あまたの駄作を観続けなくてはなりません。 昨夜のは、コアなホラーファンにとって、避けては通れない難行でした。にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
社会・政治

金正日死去

北の将軍様、亡くなったそうですね。 これで金日成、金正日と、2代続けて世襲の独裁者が天寿を全うしました。 次は三代目の金正恩に代替わりというわけですね。 しかし北朝鮮と言う国、不思議ですねぇ。 自由がなくても民主主義がなくても人は耐えられるものですが、食う物がなく、餓死するしかない状況に立ち至れば、力ずくでも食糧を得ようとするものです。 米騒動然り、打ちこわし然り、逃散然り。 フランス革命もロシア革命もその根本は食い物を寄こせ、ということ。 中国共産党があの広い国土を掌握したのも、貧しい農民の支持を受けたからに他なりません。 しかし北朝鮮の人々は90年代以降たびたび大飢饉に苦しみながら、金王朝を倒そうとしません。 冷戦終結から二十年、この国の時計は止まっているかのごとくです。 金正日、多くの疑惑と秘密を抱えたまま、棺桶の人になってしまいました。 大韓航空機爆破事件、日本人等の拉致事件、ラングーン事件などなど。 これがきっかけとなって国内に動乱が起こるのか、静かに三代目に権力が移行するのか、今の段階ではわかりませんが、どちらにしてもわが国と地理的に近いだけに不安です。 動乱ということにな...
文学

文学上の虐待

わが国の文学作品中に子どもへの虐待が登場するのは、明治43年の長塚節作、「土」が初めてです。 怒鳴りながら彼は突然おつぎを殴った。おつぎは麦の幹とともに倒れた。おつぎは倒れたまましくしくと泣いた。 それまではわが国文学中に子どもを殴るという行為は見られません。 戦国時代の宣教師ルイス・フロイスや明治のお雇い外国人は、日本では子どもへの体罰が見られないことに驚嘆の意を表明していますが、文学上もそれらの指摘と一致しています。 明治末期になって子どもへの体罰が見られるようになったのはなぜでしょうね。 欧化政策が当たって、教育にも欧米流の体罰で躾ける流儀が定着したのでしょうか。 それとも新興帝国主義国家として列強の一角に名を連ねるにあたり、兵士でもある国民を軍隊流の鉄拳制裁でしつけようという風潮が興ったのでしょうか。 今となってはわかりません。 しかし子どもへの体罰・虐待は法がこれを禁止しているにも関わらず、一部教師などは愛の鞭だなどと倒錯したセリフを吐いて、これを正当化しています。   大きな間違いです。 体罰は法律違反なのです。 許されるのは、生徒が明らかな害意をもって襲ってきた場合に正当...
社会・政治

刑罰

先日中国で日本人男性が麻薬取締法違反の罪で死刑判決をうけましたね。 数年前には同じ罪で日本人への死刑が執行されています。 おそらくいくら日本政府が抗議しても、死刑は執行されるでしょう。 中国はアヘン戦争以来、違法薬物には厳罰をもって対処する方針を崩していません。 なんでも窃盗・売春・贈収賄なども死刑だとか。 世界の常識では考えられませんねぇ。 おそらく刑罰に更生の意味はなく、罰だけがあると考えているのでしょうね。 中国で犯罪を犯す者は命を捨てる覚悟がなければできませんねぇ。  嗤えるのは、偽の薬を製造した者も死刑だとか。 偽の薬など中国国内にはたくさん出回っているのではないでしょうか。 なんでも日本に観光旅行に訪れた中国人に対し、ガイドは日本の薬屋には偽物はありません、すべて本物です、と説明すると、歓声が上がるそうです。 怖ろしい国ですねぇ。 それだけ厳罰を科す国でも、犯罪が少ないということはありません。 死刑制度が置かれていることによって凶悪犯罪の発生率が低いということは、少なくとも統計上は認められていません。 個別具体的な事件では、もしかしたら死刑を怖れて犯罪の実行を断念することが...
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