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社会・政治

三無事件

もうあまり知っている人もいないでしょうねぇ。 1961年の12月12日、旧日本軍の元将校らが画策していたクーデター計画が発覚、関係者34人が逮捕された事件のことを。  称して三無事件。 三無とは、  無税 - 官公庁の大幅人員削減による財政収縮と公社公団の民営化 無失業 - 大規模な公共事業の実施による失業者吸収 無戦争 - ミサイルや宇宙兵器の開発による外国からの侵略の阻止  を目的とするそうです。 クーデター計画はかなり本格的なもので、 1.開会中の国会を占拠、総選挙の実施 2.閣僚を監禁し逃走者は射殺 3.報道管制の実施 4.自衛隊には中立働きかけ 5.戒厳令を敷き臨時政府の樹立 というものでした。 1960年代といえば、安保闘争や安田講堂事件 、連合赤軍事件と、主に左翼を中心とした政治の季節。 しかし右翼の側も、左翼運動の台頭に危機感を抱き、クーデターを計画をしたものと思われます。 左翼の運動は、ただ騒ぐばかりの児戯にひとしいもの。 それにくらべて、旧軍の将校であっただけに、三無事件の首謀者はクーデターのポイントを押さえています。 しかしこの計画には、決定的な欠陥があります。 ...
散歩・旅行

お昼過ぎ、近所を散歩していたら、公園で餅つきをやっていました。 子どもたちとその親が集まって開いた自治会の餅つき大会のようです。 私が住むマンションは自治会に加入していないので、今日初めて知りました。 伝統的な臼と杵で、お父さんたちが交代で餅つきに汗を流し、子どもたちは公園の遊具で遊びまわる姿は、平和そのもの。 わが国で66年続くこの平和が未来永劫続くことを願ってやみません。 幼稚園の頃、毎年年末に幼稚園の庭で餅つき大会を行ったものです。 しかし、生来の左党のせいか、幼児の頃から甘い物を好まなかった私は、餅つき大会で食う餅が、いつも餡子やきな粉などで、甘く味付けされて供されることが不満でした。 できれば磯辺か、あるいは雑煮で食いたいものだと思いながら、義務のように甘い餅を食っていました。 餅つきといえば年末の風物詩、餅を食うといえば正月などの祝い事。 百歳の 春も隣や 餅の音    正岡子規 正岡子規の隣家の婆さんが77歳、喜寿を前に隣家が餅をつく音を詠んだ、正岡子規最晩年の句です。 35歳、寝たきりで痛みに耐えていた子規にとって、77歳まで生きた老婆には百歳の正月を迎える日も近いだろ...
美術

描かない絵画

先ほどNHKの日曜美術館で、現代抽象絵画に革命を起こしたとされるジャクソン・ポロックを取り上げていました。 ポーリングと言われる、絵の具ではなくペンキを縦横にたらして描く技法を生み出した画家です。 まずは彼の最高傑作と言われる「one」をご覧ください。 観てお分かりのとおり、一見、適当に描いた偶然の産物のように見えます。 しかしポロックは、「私は偶然を否定している。ペンキの線の一本一本をコントロールしている」と語ったそうです。 一方で、「絵の中にいるとき、私は何をしているのかわからない」とも語っているそうです。 筆を握るとトランス状態に陥ってしまうのでしょうか。 タイトルの「one」は、1という意味ではなく、ポロックと絵が一つのものになっている、という意味だそうです。 抽象画ではピカソが最も偉大な画家ですが、少なくともピカソの絵には形あるものが描かれており、無意識や幻想を形にしようとしたシュールレアリスムの延長上にいます。 ポロックは若い頃ピカソを超えようとして果たせず、「ちきしょう、あいつが全部やっちまった」と言ってピカソの画集を床にたたきつけたそうです。 それから20年後、アルコー...
散歩・旅行

紅葉

今日は空気こそ冷たかったものの、よく晴れて風もなく、穏やかな一日でした。 今日を逃したらもう今年の紅葉は終ってしまうと思って、文京区駒込の六義園に出かけました。 都区内の紅葉というと、神宮外苑の銀杏並木や新宿御苑の銀杏が有名ですが、どちらも黄色ばっかりで紅を楽しめません。 紅がきれいなのは都区内では六義園に止めを刺すと思われます。 六義園に入ると、いきなり大きな紅葉が迎えてくれました。 しばし見惚れる私。 枯れた葉っぱを愛でるとは、我々日本人はよほど酔狂と見えます。 こちらは一段と鮮やかな紅と黄のコントラストが見事です。 元は五代将軍綱吉公の側用人だった柳沢吉保が整備した庭園だそうです。 柳沢吉保、Good Job! 引きで観るのも、なかなか良いですねぇ。 六義園の紅葉を堪能するうち、ちょうどお昼に。 近所のそば屋で本鴨南蛮を食って、ふらふらと裏道を歩いて北区西ヶ原の旧古河庭園へと向かいました。 旧古河庭園は、古河財閥3代目当主、古河虎之助男爵が整備した、洋館とバラ園、日本庭園からなる広大なお邸です。 巨大なお邸の応接間だった部屋が喫茶店になっており、紅茶などいただきました。 驚いたの...
映画

クレーマー

昨夜は狂気じみたクレーマーに悩まされる飲料会社のお客様相談室を描いた「クレーマー case1・case2」を鑑賞しました。 case1はサイコ・サスペンス、case2は心霊ホラーに仕上がっています。 どちらも安っぽい作りなのですが、ホラーの場合、格調高い作品よりも安っぽい作品のほうが怖かったりするから不思議です。 クレーマーであふれかえるわが国でも、そこまでしないだろう、という加速感が良いです。 case2で主役を張った小野真弓、ずいぶん老けましたね。 初めてのアコムのCMをやっていた頃の溌剌とした感じはなくなって、なんだか所帯やつれして見えました。 昔夏休みに放送していた「あなたの知らない世界」的な、安っぽくて気楽なドラマを観たい向きにはお勧めです。クレーマー case1 (1WeekDVD)柏原収史,平田弥里,しほの涼株式会社 アートポートクレーマー case2 (1WeekDVD)小野真弓,長澤奈央,三浦アキフミ株式会社 アートポートにほんブログ村↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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