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文学

立冬

今日は立冬ですね。 心なしか冬の香が漂ってきたような。  私はスリムだった頃、夏以外はみな寒く感じました。 20キロ増えた今は、冬以外の季節は暑く感じます。 どちらが楽かといえば、今の方が楽ですねぇ。 寒いのは辛いですから。 体重が増えた効用です。  大切な もの皆抱へ 冬に入る 黛まどか 私はこの俳人の、反則すれすれの句が気に入っています。 現代俳句の新しい地平でしょう。 現代語で短歌をひねる俵万智とは似て非なるものです。 俵万智の短歌はおそらく時代とともに風化していくものと予想しますが、黛まどかの俳句は平成の俳句刷新として長く文学史に語り継がれるでしょう。  団栗の 拾はれたくて 転がれり 黛まどか こちらは厳密に言えば秋の句ですが、立冬の時期が気候で言うと秋真っ盛りですから、堅いことは抜きにしましょう。 むしろ今の時期、秋の季語で句を詠むのが季節の実感に合っていると言えるでしょう。 これから日ごとに寒くなっていくのが、なんだか楽しみのような気がします。 首都圏くらいだったら、夏より冬のほうがすごしやすいですからねぇ。 そういえば知り合いの某ニュー・ヨーカーが、「東京に冬はない、長...
その他

鳴戸親方、急死

元横綱、隆の里の鳴戸親方が急死したそうですね。 59歳、弟子への暴行疑惑の最中でした。 横綱経験者は大関以下までの元力士にくらべて、格段に平均寿命が短いと聞きます。 それだけ強いプレッシャーとストレスがあるのでしょうね。 勝って当たり前で負けたらニュースになるのですから、やれませんねぇ。 隆の里、横綱昇進が30歳と遅かったため、横綱在位は短かったですが、1年くらい、千代の富士と壮絶な優勝争いを繰り広げましたね。【横綱伝】 隆の里 俊英  色が白くて肩の筋肉が盛り上がった美しいお相撲さんでした。 当時相撲界ではタブーとされていた筋力トレーニングを取り入れたことでも知られています。 ポパイなんて言われていましたね 圧倒的に強い相撲をとるかと思うと、土俵際での粘りがなく、呆気なく土俵を割ったりして、ブーイングを受けることもしばしばでした。 糖尿病に泣かされ、出世の遅かった横綱。 当時の人気番組にあやかって、おしん横綱なんて呼ばれていましたっけ。 隆の里関です。 人の致死率は100%。 世の中に死なない人はいないわけですが、これから相撲協会を背負ってたつはずだった59歳の元横綱の死は、切ないで...
思想・学問

車椅子の物理学者

車椅子の物理学者、ホーキング博士によれば、宇宙には地球の人類程度の文明を持った星は200万から300万くらい存在するだろう、と予測しています。 ただし、同時代に比較的近い星にそれが存在する可能性は極めて低く、宇宙人との接触はほぼ不可能で、また、接触可能だとしても、人類にとって危険を冒す可能性があるので、接触を試みないほうがよいだろう、とのことです。 ホーキング博士です。 宇宙時間からみれば、人類が勃興し、文明を築き、滅ぶまで、ほんの一瞬であって、他の星でも同様であろうから、同時に似たような文明が存在することはほとんど不可能で、したがって接触も不可能だろう、ということでした。 これは示唆に富んだ発言ですね。 つまりほとんどの星の文明は、孤独な一人旅の末、一人で滅んでいくというわけで、人の一生によく似ています。 仏教に、劫という、長い時間の単位があります。 たとえ話で言うなら、四十里四方の大石を、いわゆる天人の羽衣で百年に一度払い、その大きな石が摩滅して無くなってもなお「一劫」の時間は終わらない、というわけです。 とにかく気の遠くなるような時間です。 一方、劫の反対の概念に刹那があります。...
その他

世界戦

昨日はボクシングの世界タイトル・マッチが二試合行われ、二試合とも日本人選手が勝利しました。 これで日本人の世界王者は8人。 まずはおめでたいかぎりです。 しかし、チャンピオン、栗生と挑戦者、ボスキエロの試合、なんとも後味の悪いものでした。 K.O.できなかったのは仕方ないとして、あの判定は不思議ですねぇ。 私は試合が終わった瞬間、挑戦者の勝利だと思いました。 それが証拠に試合終了のゴングが鳴った瞬間、ボスキエロは高々と両手を挙げ、勝利をアピールし、栗生はベルトを失ったことを悟ったように、下を向いてしょんぼりしていました。 その後各ジャッジの採点が発表されたとき、挑戦者は地団駄を踏み、チャンピオンは笑顔もなく、ばつが悪そうにインタビューで感想は何もない、と素っ気なく答えました。 圧倒的大差の判定であれば、K.O.と同様にさっぱりもしましょうけれど、ああいう僅差の判定はもやもやしますねぇ。 フィギア・スケートや体操などの採点競技ではいつもついて回る気持ちの悪さ。 それが昨日の試合では感じられました。 それにしてもボクシングとは過酷な競技です。 極端に体をしぼり、酒は一滴も飲まず、相手を倒す...
映画

パラノーマル・アクティビティ3

雨の日曜日、性懲りも無く映画館に足を運び、「パラノーマル・アクティビティ3」を観てきました。 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のヒットで低予算ながら観客動員が見込めると、主にホラー映画やパニック映画でその手法が多用されるようになったフェイク・ドキュメンタリー。 「パラノーマル・アクティビティ」シリーズ、第1作目は凡作だと感じましたが、しだいに良くなっている気がします。 13金シリーズや「リング」シリーズなどは作れば作るほどつまらなくなり、ついにはコメディ路線に転向したりしていますが、「パラノーマル・アクティビティ」は一味違うシリーズ物に成長しました。 最初の作品を元に、「パラノーマル・アクティビティ第2章 TOKYO NIGHT」ではその続編にして番外編、「パラノーマル・アクティビティ2」では最初の作品の少し前にさかのぼり、今日みた3では最初の作品で犠牲者となるミカとケイティのカップルのうち、ケイティの少女時代のポルターガイスト現象というか、心霊現象というか、奇妙なエピソードが語られます。 時は1988年、ケイティのお誕生会のビデオから始まります。 ケイティの幼い妹、クリスティは、架...
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