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ドラマ

さよならのつづき

土日はネットフリックすでドラマを一気見しました。 全8話。 「さよならのつづき」です。 結婚を決めたばかりのカップルが事故にあい、男が死亡。 心臓のドナーとして心臓を提供します。 本来ドナーと心臓移植を受けた者が出会うことはありません。 互いにわからないようにしています。 しかし偶然というのは怖ろしいもので、互いに相手に送った形ばかりの手紙の中身を両者が知っていることが分かり、ドナーであった男の恋人と、心臓移植を受けた男との間に恋が芽生えます。 科学的に証明はされていないが、ドナーの記憶や嗜好を移植を受けた者が引き継いでいることがあるそうです。 大嫌いだった珈琲が大好きになったり。 心臓移植を受けた男は既婚者だったため、妻との関係もむずかしくなります。 女同士で詰りあう場面まで出てきます。 妻はただの不倫のほうがよほど良かったと泣き崩れます。 北海道とハワイを舞台にした美しい映像が心に染みます。 ラストは悲しい結末を迎えますが、妻と恋人は力強く生きていきます。 良いドラマだったと思います。
ブログ

一人

見事な秋晴れに恵まれましたが、今日は同居人が休日出勤を命じられ、一人の土曜日となりました。 掃除をしたり洗濯をしたり、家事で一日を過ごしてしまいました。 つまらないものです。 世間では、中高年夫婦は一緒にいないほうがうまくいくなんていう話もありますが、私には信じられないことです。  私は若い頃、生涯独身を貫き、自分の時間を自分のためだけに使おうと思っていました。  それが、配偶者が一日いないだけでこのありさまです。 腑抜けになってしまいました。
仕事

来し方行く末

急ぎの仕事がなく、ぼんやり過ごすことが多くありました。 そんな時頭をよぎるのは、来し方行く末のこと。 34年間、国立の研究施設で事務職として働きました。 仕事は大して面白いものではなく、なんとなくこなしてきました。 一時パワー・ハラスメントの被害にあって、精神病を患い、治療は今も予防的に続いていますが、まぁまぁ働いてきたつもりです。 それなのに年を取って何事も億劫になったらしく、手を動かす仕事が面倒でなりません。 しかし私は兵隊に過ぎず、指揮を取る立場にはありません。 手を動かさなければ単なる働かないおじさんになってしまいます。 昔のような馬力は無くなり、仕事を前に立ち尽くす初老の男がいるだけです。 あの時こうしていれば、という後悔は山のようにありますが、私はただ安定だけを求めてこれまで生きてきました。 人は毎日小さな選択を重ねて生きています。 お昼に何を食べようか、どの服を着ようか、小さな選択の連続です。 その選択の結果として、今の私が在るわけです。 それは間違いだらけだったのではないかと、今になって思います。 私よりも2歳上の先輩は2年前に早期退職しました。 「若返りたい」という不...
仕事

片隅

60歳まであと4年、65歳まであと9年となりました。 61歳から役職定年を迎えてヒラだかパートだかになり、給料はフルタイムでも3割減。 まだ遠い先の話だと思っていた還暦が近づいているのを感じます。 しかし4年前を振り返り、このブログで4年前何をやっていたかを読んでみると、4年とはとても長い年月だと感じます。 まして9年なんて。 過ぎてしまえばあっという間とか申します。 それはそうなのでしょうけれど、これからの4年なり9年なりは気が遠くなるほどの長さです。 多くの先輩が定年を迎えて辞めていきました。 最近の先輩はパートなどで何年か職場に残りますが、65歳まで勤める人は稀なようです。 私が60歳を迎える頃、業界の常識はどうなっているのでしょうね。 65歳まで働くのが普通になっているのか、人それぞれなのか。 私は元気ならばと言う条件付きで、65歳まで働いても良いと思っています。 人間はどこまでいっても社会的生き物。 社会の片隅で、お役に立てれば有難いと思います。
散歩・旅行

3連休の最終日。 落ち込みがちになる心を奮い立たせようと、千葉市中心部をひたすらに歩き回りました。 途中、千葉神社に寄りました。 まだそう多くはないものの、七五三を祝う姿をちらほらと見かけました。 あの小さくて可愛い、命そのもののような幼児たちも、50年経つと私のように人生にくたびれたおじさんになってしまうのですね。 奮い立たせるつもりが、人生の儚さを感じさせる散歩になってしまいました。
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