さいたま市

散歩・旅行

 昨日、今日と、さいたま市へ行って来ました。
 日帰り圏内の、軟弱な一泊旅行。
 自分を甘やかしている感じがして、良いですねぇ。

 まずは大宮上陸。
 大宮へは、12年前に友人の結婚披露宴を大宮パレスホテルで行った際に訪れて以来です。
 大宮駅前はたいそうな賑わいでした。
 まずはあるいて20分ほどの、氷川神社へ。

 首都圏で最も古く、広大な神社です。
 明治維新後にできた官製の明治神宮や靖国神社にはない、清浄な空気があたりをつつんでいました。
 スサノオノミコトを祀っているそうです。
 全国各地に点在する氷川神社の総元締めのようです。

 表千家の偉い人が、神職を相手に献茶をやっていました。
 珍しいものが観られました。

 広大な神社の奥は県立公園になっていて善男善女が集っていました。
 しかも無料のプチ動物園があり、ガキどもと一緒になって動物見物を楽しみました。
 サル山では抗争劇が繰り広げられているらしく、ボス猿がある猿を執拗に追い掛け回し、何匹かの長老猿がボス猿をなだめていました。
 怖いですねぇ。

 ほかに、ハイエナがいました。
 なかなかの迫力でした。

 それに、やぎぶた


 まさか氷川神社を目指して結果的に動物を観るとは思いませんでした。

 なんだか得した気分。

 その後さいたま新都心に向かいました。
 雰囲気は、千葉市の幕張新都心とそっくりでしたが、さいたま新都心は規模が小さかったですねぇ。
 幕張新都心はIBMや富士通などの企業が中心で、さいたま新都心は財務省関東財務局などの役所が中心。
 そこに違いが出ているような気がします。

 夜は居酒屋で一杯やり、大宮駅ちかくのビジネスホテルに一泊しました。

 今朝は評判の鉄道博物館に行きました。
 猛烈な混雑と子ども地獄を覚悟していたのですが、オープンから大分たつせいか、程よい客の入りで、ゆっくり見られました。

 近頃定番の近すぎるお気楽旅行。
 楽しいですねぇ。
 もう遠くには行きたくありません。

 これでも学生時代はタイやインドに貧乏旅行したり、一人で北海道や東北を旅したりしたのですよ。
 でも、もう遠くは億劫です。
 
 そういえば私が敬愛する俳人、与謝蕪村は、止せばいいのに松尾芭蕉に憧れて京都から津軽のほうまで旅したとか。
 結局旅は面倒ということで、以降、京都を離れようとしませんでした。
 旅に生きた俳人、松尾芭蕉にはない、郷愁の詩人といわれる所以でしょうね。

 私もどうやら、旅にさしたる興味はなくなってきたようです。
 近場で気軽にふらふらするのが性に合っているようです。

 

郷愁の詩人 与謝蕪村 (岩波文庫)
萩原 朔太郎
岩波書店
蕪村俳句集 (岩波文庫)
尾形 仂
岩波書店
蕪村句集 現代語訳付き     (角川ソフィア文庫)
玉城 司
角川学芸出版

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