浅草には男物専門の呉服店や古着屋が数軒あります。
陽気も良いので、それらを冷やかしつつ、散歩がてら浅草に行ってきました。
幸いにも、朝早くでかけたおかげで、都営雷門前地下駐車場に車を停めることができました。
民間のコインパークなどより割安なので助かります。
それにしても浅草は変わりました。
外国人観光客が増え、20年前には見かけることのなかった観光用の人力車が溢れかえっています。
煮込み横丁なるものが新設され、昼酒を楽しむよそ者が大勢います。
たいへん結構。
で、男着物の店を冷やかすと、同好の士がけっこういます。
平たく言えば、着物姿の男です。
明らかに落研と思われる学生の集団が格安のポリエステルの着物を求めたりなどしていました。
今、首都圏で最も多くの着物姿を見かける町かもしれません。
観光用の着物体験で着ている人はなんか変なのですぐ分かりますが、それを除いても。
私ももちろん着物姿。
ただし、正絹の品以外には興味ありません。
ましてポリエステルなんて。
冷やかすだけのつもりでしたが、気に入った物があったので、角帯と羽織り紐を一つづつ購入しました。
それと、今まで使ったことが無かったので、試しに褌も購入。
使い心地がよければ洋装の時でもしめられます。
あ、でもいざという時困るかな?
まぁ、もはや私にいざという時なんてないんでしょうけれど。
それと、ちんどん屋がいたのですが、なんと、パチンコやキャバクラの宣伝ではなく、消費増税反対を唱えて練り歩いていました。
20年くらい前までは、地元、江戸川区の商店街でも毎日のようにちんどん屋を見かけましたが、政治的宣伝をしているのは初めて見ました。
雇い主の要求であればどんな宣伝でもするのですねぇ。
商魂たくましいと言いましょうか。
なかなか楽しい浅草散歩でした。