ソープランド

散歩・旅行

 今日は馬鹿に暖かい一日でした。
 その陽気に誘われて、千葉市中心部をぶらぶら散歩しました。
 このところ寒かったので、散歩は久しぶりです。
 今日は心なしか人出が多かったように思います。

 千葉市中心部の時間貸し駐車場は、おおむね一時間400円するのですが、ちょっと離れたソープ街、栄町は一時間100円と格安です。
 栄町のソープランドにはほとんど駐車場がないので、多くの客はこれら時間貸し駐車場を利用しているものと推定されます。
 私も安さに釣られ、千葉市中心部に出向く時は栄町の駐車場を利用するのですが、男一人で歩くと、次から次に呼び込みに声をかけられのが玉に瑕です。
 そんな時私は、「今、済んだところなので」と、見え透いた嘘を連発してソープ街を抜けるのですが、それでも抜けるまでなんとなく面倒ですね。
 仮にどこかの店に入ったところで、行き帰りに声をかけられるのは一緒なのですが。

 そんな時思うのは、呼び込みという職業に就いている人たちの苦労です。
 暑かろうと寒かろうと、雨が降ろうと雪が降ろうと、ほとんど無意味としか思えない声かけを続けなければ生活の糧が得られないのですから、誠にご苦労様ですと、逆に声をかけてあげたくなります。

 世に様々の職業があり、それぞれのやり方で社会貢献しているわけですから、ソープランドの呼び込みというのも、何らかの形で社会貢献していることは確かでしょう。
 どこかのお店に入りたいのに、なかなか入れないでぐずぐずしている女性経験の浅い青年には、救いの神に見えるかもしれません。

 しかしそうはいっても、表向き売春は禁じられており、犯罪の片棒を担いでいるのも事実。

 生きるとは切ないことですねぇ。

 春を売る女性の身になれば、呼び込みなど何ほどのこともないのかもしれませんが、呼び込みの給料が幾ばくか知りませんが、過酷な仕事であることに違いはありますまい。

 立春のせいか、栄町を抜ける間にたびたび声をかけられたせいか、自分の仕事とは全く異質の職業に就いた方の苦労を思わずにはいられませんでした。

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