千葉散歩

散歩・旅行

 昨日の土砂降りとは打って変わって、今日は小春日和に恵まれました。

 明日から関東地方は急激に寒くなるとかで、職場は折りしもウォーム・ビズ、職場で使う膝掛けを買いに千葉市の繁華街に行ったついでに、千葉駅周辺をふらふらとさ迷い歩きました。

 膝掛けというか、ハーフ・ブランケットを購入し、千葉中央公園から千葉銀座をぬけて都川沿いに歩きました。

 東京と違い、ひどい人ごみに悩まされることもなく、かといって人けがないわけでもなく、気持ちよく歩けました。

 東京は通勤も通学も買い物もレジャーも人ごみがストレス。
 本当に千葉に就職し、千葉にマンションを買って良かったと思います。
 私は生まれ育ちは都区内ですが、根っこが田舎者というか、人ごみが大嫌いなのです。

 途中、千葉神社に立ち寄りました。
 まだ七五三の親子連れが多く見られました。
 ちょっと遅いような。

 幼い子どもたちは着物だったりスーツだったり、着飾っていますが、そこは子ども。
 すぐに飽きて境内を走り回ります。
 幼い命のきらめきは輝いて見え、おじさんには眩しいものでした。
 その命のきらめきが輝けば輝くほど、私は切なさを感じずにはいられませんでした。

 幼い子らはこれから小学校に上がり、クラス内の権力闘争やいじめを経験し、厭な教師に教わり、それは中学、高校、大学と続くでしょう。
 永遠の夏休みかと思える大学生活を終えれば、社会の荒波にもまれなければなりません。
 私のように精神を病む者や、最悪自殺する者、犯罪に手を染める者もでてくるでしょう。

 社会の辛さをいやというほど味わってすっかり老け込んだ頃にやっとリタイア。
 その間に結婚や子育てや離婚を経験する者も多いでしょう。
 あるいはドロップ・アウトして親の脛をかじり続ける者。

 そして病を得て、呆気なくなってしまうのです。

 私はせっかちな性質なのか、早く老人になってリタイアし、そう苦しまずにぽっくり逝きたいものだと思います。
 
 しかし、私の祖母は言いました。
 人間、死にたくて死なれない、生きたくて生きられない、と。
 戦前戦後を生き抜いた今は亡き祖母の言葉に、深くうなづくより仕方がありません。

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