コロナ前、年末に結婚式を挙げた東京大神宮にお参りすることを常としていました。
結婚後数年は年始にお参りしていたのですが、神主が代わったのか、縁結びの神社ということを前面に出して宣伝し、恋みくじなる気色の悪い物を売り出すに及び、各種女性誌などに紹介され、妙齢と呼ぶにはやや薹(とう)が立ったお姉さまたちが大挙して訪れ、もはや正月の参拝は苦痛でしかないと思い至り、年末に変更したのです。
年末は空いていたのが、最近は私と同じ考えの人が増えたのか、結構混んでいます。
大神宮とは名ばかりの小さな神社ですので、大勢の参拝客には対応しきれません。
東京大神宮の境内に建つ披露宴会場であるマツヤサロンのロビーには巨大な鏡餅や目出度い花が飾られていました。
いよいよ今年も終わりかという気持ちにさせられます。
参拝後は神楽坂辺りを散策しました。
東京大神宮で挙式し、マツヤサロンで宴会を開いてからもう26年経ちます。
当たり前ですが、20代だった私は55歳になりました。
甥には子供が出来、私はもう大叔父です。
年月の流れを感じます。