大賀蓮

散歩・旅行

 今日は千葉公園に大賀蓮を見に行きました。



 大賀蓮は昭和26年に千葉市内で発見された2千年前の蓮の種を大賀博士が発芽させたもので、以来、千葉市の花ということになっています。

 千葉市のキャラクター、チハナちゃん大賀蓮をもとにデザインされたものです。



 千葉公園内にある大賀蓮の池の周辺は、普段閑散としているのに今日はたいそうな人出でした。
 じつは千葉市内に住まいして十数年経ちますが、咲いているのを見るのは初めてです。

 古代の花らしく、大きくて素朴な味わいでした。



 まさに開こうとしている大賀蓮です。



 見事に開いた大賀蓮です。



 散った後の大賀蓮です。

 大賀蓮の花は開花からわずか4日で散ってしまうとのことで、そのはかなさは桜以上です。
 ただ、同じ蓮池の大賀蓮でも、咲く時期にばらつきがあるため、2週間くらいは楽しめるようです。

 こうして咲こうとする姿、咲いている姿、散ってしまった後の姿を写真で並べてみると、まるで人の一生のようで感慨深いものがありますね。

 興亡や 千万の蓮 くれなゐに 

 と詠んだのは山口青邨でしたか。
 たしかにそんな気分にさせる蓮池の光景でした。

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