今日はきれいに晴れて、玉のような小春日和でした。
家にじっとしていられず、車を飛ばして幕張新都心へ。
高速を使って自宅から約20分、千葉市美浜区の幕張新都心の県営駐車場にたどりつきました。
10年ほど前、3年間ほどこの地区にある機関で働いていました。
当時はカルフールが鳴り物入りでオープンし、毎日カルフール渋滞が起きていましたが、今は撤退し、イオンになっています。
散歩していると、シネコンが出来たり、アウトレットが出来たりで、高層ビルが立ち並ぶオフィス街でしかなかった幕張新都心は、繁華街の趣を呈していました。
幕張メッセや千葉マリン・スタジアムで大規模な催し物を開くと、たいへんな人出になります。
以前、マリン・スタジアムでヤクルトー阪神戦を観戦したときは、帰るのが大変でしたねぇ。
衝撃だったのは、震災から8ヶ月を経てなお、道路のあちこちが陥没し、マンホールが飛び出していたことです。
同じ千葉市内でも、内陸部にある私が住む若葉区はなんの影響も受けていないというのに。
千葉県は被災地と、森田健作知事がことあるごとに力説するのもうなづけます。
幕張ベイタウンにあるマンションの14階に住む同僚は、震災当日帰ってみると、家具はことごとくひっくり返り、食器は砕け散り、水道も使えないため、しばし小学校に設けられた避難所暮らしをしていたそうです。
怖ろしいですねぇ。
幕張新都心を抜けて、幕張ベイタウンに到ると、不思議な近未来都市を思わせます。
一戸建ては一つもなく、すべてがマンションで、道路は石畳、普通のスーパーや居酒屋、パチンコ屋などが存在せず、趣味的なイタリア料理やネパール料理の店や画廊や雑貨屋が並び、絵に描いたようなご清潔な街で、こんな所でも人は生きていけるのだなぁ、と奇妙な感慨に捕らわれます。
私はもう少し猥雑な、人間臭い街じゃないと住みたくありません。
でも5~6年前、首都圏に住む年収800万円以上の主婦にアンケートを採ったところ、幕張ベイタウンが住みたい街№1に輝いたというから驚きです。
時あたかも千葉国際駅伝をやっており、警官や中継車がたくさんいました。
今日は10,438歩。
良い運動になりました。