悪夢

散歩・旅行

  冷たんやりとした湖畔の朝を迎えました。
 避暑地はどこもそうですが、朝が気持ち良いですねぇ。

 昨夜はきちんと眠れましたが、久しぶりに悪い夢にうなされました。

 精神症状がきつい時には毎夜悪夢にうなされ、金縛りのような状態で唸り声のような大きな寝言を話し続けていましたね。

 それを主治医に訴えたら妄想や幻覚を消すという統合失調症の薬を処方され、それは劇的な効果を発揮しましたが、同時にひどい眠気とだるさに襲われ、こんな薬を飲み続けていたら職場復帰は不可能だと思い、悪夢は収まったということで、処方から外してもらいました。 

 昨夜見た夢は、物心ついてから今日にいたるまでの、私の精神上の危機的な出来事が象徴的にデフォルメされて次々と襲ってくるというもので、それは怖いというより悲しいものでしたね。

 克服したと思っていたしんどい出来事は、心の奥深くにきちんと保管されているようです。

 普段は忘れていても、関東最強とも言われるパワースポットである二荒山神社にお参りしたり、普段の生活からは想像もできない闇や静寂に接して、私の精神は知らず知らずのうちに活発に働きだし、しかも精神障害を抱えていることから、それは負の側面が前面に押し出されることにならざるを得ないということを、改めて思い知らされました。

 最近あまり飲まなくなった頓服の抗不安薬を今日は飲んでおきましょうか。

 お休みを楽しむために来て、実際楽しんでいるつもりですが、抗不安薬を飲もうかと思ってしまうのですから、人間精神の暗部がいかなる理由でどう動くかというのは、永遠の謎であるようです。 

 
 昨夜の悪夢の経験に学ばなければいけませんね。
 今日は小さな錠剤を朝昼晩と飲みましょう。

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