昔の町

散歩・旅行

 今日、新人時代に三年間独り暮らしをした町をそぞろ歩きました。
 もう昔のことで、町の風景は大きく変わっていましたが、アパートは残っていました。
 あの頃、私は生意気で、自信に満ちていました。
 誰よりも優秀で、将来は社長間違いなしと思っていました。
 それが今では、精神を病み、休んでいます。
 かなうはずもない夢を持つのが人間だとか。
 そういう意味では、年とともに夢は小さくなっていきます。
 私は今、とにかく職場復帰することが夢です。