今日は本当に涼しかったですねぇ。
半袖では肌寒いくらいでした。
と、いうことで、私の小さな放浪願望を満たすべく、都内散歩へと向かいました。
まだ上陸したことがない、田端を目指しました。
田端は芥川龍之介や室生犀星などが居住して、一時期田端文士村と言われたお土地柄。
さぞかし名所旧跡が多かろうと思ったのです。
田端の道は不案内なので、まずは車で上野へ。
上野警察署前の時間貸し駐車場へ車を停めて山手線に乗ること8分。
田端駅に到着です。
まずは駅前にある田端文士村記念館に行き、地図を貰いました。
そこから歩くこと約10分。
芥川龍之介旧居跡に着きました。
そこで愕然とします。
看板が一枚あるだけで、何の痕跡も無いのです。
そこで急遽文士村散策を止め、点在する寺社仏閣をめぐりながら山の手の町並みをそぞろ歩くことにしました。
古い真言宗のお寺や、かなり大きな神社がありました。
目を引いたのが、赤紙仁王尊。
自分の悪いところを仁王様の体に移しちゃおうと、赤い紙をはるのです。
仁王尊は赤紙でおおわれ、何がなんだかわからなくなっていました。
これでは仁王尊もたまったものではありません。
わけがわからないので、由緒書きも写真におさめました。
私は都内でも平べったい東部で生まれ育ち、今住む千葉市も平べったいので、坂だらけの北区から文京区を歩くと、それだけでも珍しく、放浪の魂は満たされるのです。
ずいぶんチンケな放浪ですねぇ。
涼しかったせいか意外に歩数は伸びて、14,638歩。
運動不足の体には少々こたえました。