二十年ぶりくらいに、秋葉原をうろつきました。二十年前は単なる電気街だったのですが、今ではヲタクの聖地だそうですね。
多くの男性が、一人で、または二人組で大きなリュックを背負い、ひきつったような笑顔を浮かべながら、街を闊歩していました。趣味人というには、あまりに不気味な光景です。
お昼時には、なぜか路上で立ち食いしている人を多く見かけました。昼飯くらいお店で座って食えばよいものをと、不思議に思いました。
また、街のそこここにメイド姿の少女がメイド喫茶のチラシ配りにいそしんだり、ときにはキャッチバーのように強引に男性を店にひきずりこんだりしていました。しかも多くの店が30分程度の制限時間で、1500円ものテーブルチャージをとる、とのことで、馬鹿馬鹿しくて入る気になりませんでした。
喫茶というより、ランジェリーパブなどのソフト風俗の趣です。
もっとも、私には、年のせいかチラシすら配ろうとしてくれませんでした。
少し悔しい。