週末お上りさん

散歩・旅行

 今日も土曜日恒例の都内散歩に出かけました。
 週末お上りさんです。

 まずは都営新宿線の曙橋に降り立ちました。
 防衛省とは反対側の出口に出て、のんびりと、四谷方面へと歩き出しました。
 ほどなく、四谷荒木町へ。
 ここはちょうど神楽坂を狭くし、さらに庶民的にしたような小さな繁華街で、数年前に訪れた時には人影もまばらでしたが、マスコミで紹介されたらしく、多くの散歩者がゆっくりと歩いていました。
 ここの小さな中華屋で冷やしラーメンなるものを食しました。
 まずくはないですが、やっぱりラーメンは熱いほうがよろしいようで。

 さらに信濃町方面へと向かいました。
 信濃町は創価学会のお膝元。
 これでもか、というほどゴージャスな関連施設がたくさん建っていました。
 どうしてこんなことになっちゃったんでしょうねぇ。

 慶応病院には新しい建物が建っていました。
 慶応病院と言えば、高校生の頃、信濃町駅から通っていたため、夏目雅子が亡くなった日の下校時、すさまじい量のマスコミ関係者であふれかえっていたのを思い出します。
 夏目雅子、良い女優でしたが、20代で亡くなってしまったんですねぇ。
 惜しいとしか言いようがありません。

 また、父が最初に入院したのも慶応病院。
 その時はまだずいぶん元気で、病室を見舞ったらずいぶん話し込んでしまったことを思い出します。
 愛読の「山家集」が枕元に置いてあったのが印象的でした。

山家集 (岩波文庫 黄 23-1)
佐佐木 信綱
岩波書店

 よほど西行法師に憧れていたようです。

 その後、神宮外苑をぶらつきました。
 高校生の頃は毎日ここを遅刻を怖れて走っていたのだなぁと、感慨もひとしおです。
 母校の制服は学ランからブレザーに変わっていました。
 女子もジャンパースカートから今時らしいミニスカートに。
 そうしないと受験者が減ってしまうのでしょうねぇ。

 高校生の息子を持つ兄から、私の母校の、特に女子の偏差値がすごく高くなっていると聞きました。
 ひとえに立地のおかげかと思われます。

 喫茶店で少し休んで、さらに青山通りを赤坂御所方面へ。
 赤坂御所、何度か前を通ったことはありますが、どれだけ広いのだろうかと、塀沿いに歩いてみました。

 馬鹿馬鹿しいほど広くて、なんだか腹が立ちました。
 皇居ほどではないですが、警備の警官もたくさんいるし、税金をこんなものに投入するとは馬鹿げています。

 学習院初等科を抜けると、迎賓館です。



 まともに迎賓館を見るのは初めてです。
 これだから週末お上りさんは止められないのです。

 しかし鳩とか菅がホストで賓客をこんな所でおもてなししていたとは笑えますねぇ。

 その後さらに赤坂見附方面へと歩き、東京メトロ永田町駅から帰りました。

 景色がころころ代わるので、飽きずに15,056も歩いてしまいました。

 今宵はこれから冷凍ではない、生の鰹のたたきが手に入ったので、それで一杯やろうかと思います。

 良い週末です。

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