2010-03

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散歩・旅行

銀座を

ぶらぶらしました。 この街は、渋谷や池袋と違って、騒音が無いのがいいですね。道幅も広く、整然としています。私は精神病を患ってから、極端に音に弱くなりました。静寂こそ、最高の音楽です。 多くの中国人観光客と思しき人々が、和光ビルなどをカメラにおさめていました。気候もよく、最高を銀ぶらです。 しかし、あまりに整然としすぎていて、人間味に欠けるきらいがあります。ウォーターフロントと呼ばれる地帯と相通ずるものがあります。もっともウォーターフロントは、その無機質さが売りなのでしょうが、生身の人間にはあまりに冷たく感じられます。 私は中学生のころ、銀座にほど近い場所にある進学塾に通っていました。通塾中に工事をしていたセゾン劇場前のとんがり屋根の交番が、すっかり古びていました。あれから四半世紀、古びるのも当然です。私もまた、古びました。紅顔の美少年は小太りのおじさんになり、無限の可能性は失せ、今は精神科に通院しながら職業訓練を受ける身です。 諸行無常とはいいますが、ああ、はれ。
文学

ヒトラー

ジョン・トーランドの名著「アドルフ・ヒトラー」を読みました。 この独裁者に関する書物は山のようにありますが、これがもっとも充実していて、客観的なのではないかと思います。 しかし私は、この冷静なアメリカ人の手による伝記からも、ナチへの秘かな憧れを感じ取りました。 もちろん、ナチズムの犯罪は別にして、戦国武将に憧れるように、ナチズムに憧れたところで、ちっともおかしなことではありません。あのスタイリッシュなSSの制服や、深夜、篝火をたいての党大会など、私も美しいと思います。 なぜ、激しく高揚した肉体と精神の運動は、破滅に向かっていくのでしょう。しかもそれは、道徳を超越した犯罪行為に結びつきます。ポル・ポトしかり。連合赤軍しかり。 私は精神を病む前から、こういった運動に強いシンパシーを感じてきました。 なにしろ民主主義は面倒くさくて、時間がかかって、格好悪いですから。 私はしかし、群れること、集団の利益のために個を殺すことが、何より嫌いなのです。アドルフ・ヒトラー 1 (集英社文庫)ジョン・トーランド,永井 淳集英社アドルフ・ヒトラー 2 (集英社文庫)永井 淳集英社アドルフ・ヒトラー 3 (...
その他

TAECO

私はヘビースモーカーではありませんが、二日に一箱程度タバコを吸います。しかし今のご時勢、喫煙者には非常に厳しいものがあります。 不惑を迎えたのを契機に、禁煙しようと思い、「TAECO」なる商品を購入しました。 電子タバコです。 充電式で、いつまでも使え、吸い込むと電子タバコの先端が燃えているように赤く光り、煙と見まがうばかりの水蒸気が出ます。 マイルドセブン味、とありましたが、そういう味ではありません。甘いような、水っぽいような、変な味です。 ただ、煙というか水蒸気はずいぶんでるし、たっぷりと吸い込めるので、気分は味わえます。まずはこれを利用して本数を減らし、最終的には完全禁煙を成し遂げたいと考えています。電子タバコ(タエコ)TaEco-G 6/26新商品サムライン(株)サムライン(株)
文学

もの狂い

すっかり春めいてきました。 春は、もの狂いの季節。 発情した猫の声もすさまじく、もうじき桜は狂ったように咲きみだれ、散りみだれます。 春の椿事とか称して、浮かれた愚か者が徘徊します。 猫と同様、人間も性欲高まる季節。私は精神病を発症してから、不能に堕していますが、それでも、人肌恋しい季節ではあります。 恋びとは 土龍(もぐら)のように 濡れている モダニズム俳句の代表的俳人、富澤赤黄男の句です。 恋人をもぐらに例えているのがおもしろいですね。 そして、どこか肉感的な感じがして、リアルな、どうかすると悪趣味な印象さえ受けます。しかしそれが、かえって春のもの狂いを連想させて、趣深いのでしょう。
映画

韓国ホラー

初めて韓国のホラー映画を観ました。 「箪笥」です。 久しぶりの、格調高い名作でした。 美少女姉妹と継母との葛藤を、美しい映像と音楽で描き出した悲劇です。 ホラーファンならずとも、映画ファンなら必ず観るべきです。  物語は、大別して二つしかない、というのが私の持論です。すなわち、恋の話と怖い話です。「箪笥」は、怖いというより切なく、美しい悲劇の名作です。 堪能しました。箪笥 イム・スジョン,ムン・グニョン,ヨム・ジョンア,キム・ガプスアミューズソフトエンタテインメント↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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