2010-06

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その他

実家

今日、午後、父の日ギフトを届けに実家に行きました。 東京の東端、江戸川区です。 父は、想像したほど衰えてはいませんでした。 相も変わらず、その口からは、優れた教養がにじみ出るのでした。 今日は、雑誌「思想」の話をしました。 父はこの雑誌を、30年に渡って読み続けた、とのことです。 私は昼休みなどに、全バックナンバーが揃っている、図書館の雑誌をめくっています。 父が若い頃、「思想」は共産主義をめぐって、はげしい論争がくりひろげられていました。しかし今、この雑誌を飾るのは、蛸壺学者による、オナニスト的論文ばかりです。 今になってみれば、理論はともかく、現実社会で共産主義というものを夢想することは空しいばかりです。ただ、ある一時期、日本のみならず世界の若者たちがこの理想を求めて邁進したことは確かです。 今となっては昔のこと。その熱い運動が空しくなってしまったとて、人は日々を生きていかなければいけません。 そして、おのれ一人が熱くなれる運動を求めるほかありますまい。
その他

明日

明日は父の日ですね。 普段不義理をしていますので、父の日は毎年実家に贈り物を届けています。 私は父を子供の頃から深く尊敬しています。その強さ、そのやさしさ、今にいたるも敵うものではありません。 その父も、年齢による衰えには勝てません。 父は近頃杖をついています。 それでも、なお、父は私の前で圧倒的な迫力を保っているのです。 いわば、男の切り札。 父に比べれば、私など、おかまのようなものです。もっとも、おかまを差別する気はありません。 贈り物は、杖の、周辺具。誇り高い父には面白くないかもしれませんが、これも時の流れによるもの。 今後は肉体の強さではなく、精神の強さを私に見せ付けてほしいものです。 もし父が、無理をして強さややさしさを演じているのでなければ。
仕事

通勤

以前、私は車通勤をしていました。 車だと、行きは1時間で帰りは40分。 帰りは楽なのですが、朝は道が混んで、非常にイライラしました。そのストレスも病気の再発の原因の一つにつながったように思います。 精神病になると、非常にめんどくさがりになり、堪え性がなくなります。少しでも楽なほうが良いのです。 そこで、復職後は、電車通勤に改めました。 自宅から最寄り駅まで5分。最寄り駅から12分で職場近くの駅に着きます。 下り電車なので、座れます。帰りも逆ラッシュなので、座れます。 ゆったりと新聞や本を読んで通っています。 問題は駅から職場までがバスで25分かかることです。バスはえらく遠回りする上に、道が混むのです。 しかも本数が少ないため、けっこう混みます。 これがイヤで車通勤をしていたのです。 そこで一計を案じ、職場近くの駅前に駐車場を借りました。都内と違って、駐車場は馬鹿みたいに安いのです。 月曜日の朝は車で通勤し、その後は電車通勤にします。 そして金曜日の終業後、車で帰ってくるのです。 この方法ですと、駅から職場まで7~8分ですみます。 朝は車通勤のときよりも30分近くゆっくりで大丈夫です。 ...
仕事

定時

今日も定時まで仕事をしました。 今週は水曜日に喉の調子が悪くて14時15分で早退した以外は、フルに出勤できました。 咳と喉の痛みは、パブロンせき止めを飲んだら、嘘のように治ってしまいました。呼吸をするたびに喉がひゅうひゅう鳴って、咳をすると肋骨が痛むようなひどさだったのですが、薬ってすごいですね。ここまで効くと、怖いような感じがします。 副作用の眠気もひどかったです。  しかし、何はともあれ、五日間、職場に通えたということで、良しとしましょう。 自分でも予想していなかった、お休みなしが続いています。
文学

世にルポルタージュというジャンルがありますね。 ふんだんに金を持っているくせにわざと襤褸を着て数日間ホームレス生活を送り、その経験を文章にして金儲けをしたりする、あれです。  明治時代にも似たようなことを試みた人がいて、「東京闇黒記」という本を出版しています。今は絶版になっているようですが、目にする機会に恵まれました。 そこで驚いたのは、乞食とホームレスの違いです。  現在のホームレスは、アルミ缶や雑誌を拾って売ったり、地見屋と称して落ちている金を拾ったりして、まがりなりにも、自力で稼いでいますね。ところが明治時代には、今日は浅草、明日は両国橋と、人の多いところに出かけて行って、身体障害者のふりをして、「右や左の旦那様~」とかいうことを実際にやっていたそうです。  しかも結構稼ぎがよくて、2~3時間もそれをやれば、木賃宿に泊まれて、酒も肴も手に入ったというから驚きです。「乞食は三日やったらやめられない」とのたまっておりました。  そして面白いことに、金持ちよりも、ちょっと貧乏なくらいの人が、よく施しをしてくれるというのです。貧乏の悲惨さがよくわかるのでしょうかね。  そういえばインドに...
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