2013-05-17

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文学

色彩

ようやっと、昼間は初夏を感じさせる陽気になりました。 季節の移ろいが今年はゆっくりに感じられましたが、それでも着実に季節は変わっていきます。 私は与謝野晶子の歌はあまりに情が強(こわ)すぎて好みませんが、初夏の訪れを祝って色彩感覚豊かな彼女の和歌を思い起こしました。 ああ皐月 仏蘭西の野は 火の色す 君もコクリコ われもコクリコ 明治末期、子供を日本に置き去りにして与謝野鉄幹を追って与謝野晶子はパリに渡ります。 コクリコとはひなげしの花。 コクリコの鮮やかな赤が、初夏の激しさと晶子の恋情の激しさを物語ります。 おのれとパートナーを真っ赤なコクリコに例えるあたり、怖ろしいですねぇ。 そんな女が追ってきたら、私であれば裸足で逃げ出すところです。 子をすてて 君にきたりし その日より 物狂ほしく なりにけるかな 物狂ほしくでもならなければ、そんな所業には及べますまい。 赤のイメージが強い与謝野晶子ですが、爽やかな青を歌っていて、意外です。         雲ぞ青き 來し夏姫が 朝の髪 うつくしいかな 水に流るる こちらの青は鮮烈というより清冽です。  同じ歌人のなかにも、様々な要素があって、...
仕事

身上調書

毎年この時期、身上調書というものを職場に提出します。 学歴、履歴、資格等を記入のうえ、現在の仕事の量や難易度を申告し、残業時間や年休の消化率を記載して、最後に希望する勤務地域や職種を書き、家庭の特殊事情があればそれを記載するもので、今後の人事異動の際の資料となるものです。 職場復帰して3年以上が経過し、過去2年は大人しめに書いてきましたが、今回は正直に書きました。 まず、仕事が少ないということと、あまりにも容易だということ。 病み上がりの私への配慮はもう要らないということです。 ただ、私の前任が、信じがたいことに月の残業時間が100時間を超えていたとかで、私の場合10時間以下ですから、仕事が少ないというのは私にとっては、ということになるのかもしれません。 今後はがんがん負荷をかけてほしいものだと思います。 どこが私の限界なのか、再確認したいと思いますので。 しかし、今の私には仕事が原因で再発することなど考えられません。 平成16年のうつ病を発症した時は明らかに仕事が原因でしたが、平成19年に再発してその後長期病気休暇を2回も取るはめになったのは、これは仕事ではなく、上司からのパワー・ハ...
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