2013-05-28

スポンサーリンク
その他

告白

私はよく告白されます。 それは何も、恋情の告白に限ったことではありません。 初めてそれを意識したのは、22歳、新人の頃でした。 管理職のかばん持ちで出張に同行した晩、二人で飲んでいて、中年の管理職が突然告白を始めたのです。 彼は初めての管理職となって文部省から出先機関にやってきたのですが、部下の係長も課長補佐も年上で、舐められないために詳細な職場の情報を手帳にメモし、どんな質問にも答えられるよう心掛けていると言うのです。 また、課長たる自分が残業していては部下が帰りにくかろうと、毎日定時で帰っているが、家でいつも部下たちが自分の悪口を言いながら一杯やっているのではないかと疑心暗鬼にかられている、とも。 一番下っ端の22歳の自分にそんなこと言っていいのかなと思いましたが、その後もその管理職の告白は続きました。 私は黙って話を聞き、「課長を嫌っているやつはいるかもしれませんが、課長を馬鹿にしているやつはいませんよ」と言うのが精いっぱいでした。 若くして出世するのも大変だと痛感させられました。 その人には後に私と同居人の仲人を務めてもらいました。 今も、時折飲んでいます。 また、私には10人...
社会・政治

もっとたくさん食べさせたい

大阪でなんとも痛ましい事件が起きてしまいました。 母子二人の遺体が発見され、餓死と見られているそうです。 遺書らしきメモに、最後にもっとたくさん食べさせてあげられなくてごめんね、と書かれていたとか。 電気もガスも止められ、現金もなく、二人は亡くなったのです。 夫のDVから逃れ、実家にも居場所を知らせなかったのは、実家経由で夫に居場所がばれることを怖れたものと推測されます。 生活保護などのセイフティ・ネットを利用しなかったのも同じ理由のようです。  亡くなってしまったものはどうしようもありませんが、腹を空かして衰え、亡くなるまでの絶望的な時間を、どう過ごしたのかと思うと、やり切れません。 子どもは何か食わせてくれと哀願したことでしょうし、それに応えられない母親の心中を思う時、私はただ、沈黙する他ありません。 DVに対する恐怖が、母子をどこまでも追い詰めてしまったのですね。  私は基本的に身内と喧嘩することはありません。 議論することはありますが、喧嘩にまでエスカレートすることは考えられません。 大体身内と喧嘩するほどの理由など、何一つありません。 ごく幼い頃を別にすれば、兄弟喧嘩も親子喧...
社会・政治

暴動

わが国で阪神淡路大震災が起きた時や、東日本大震災が発生した時、外国のメディアはわが国では混乱の中でも人々は冷静で秩序を守り、暴動も略奪も起きないことを賞賛する報道をして、逆にわが国のマスコミはそんなことがニュースになるのかと驚いて諸外国が伝えるニュースを報道していました。 わが国においても、古くは関東大震災の時など、朝鮮人虐殺などが起こり、必ずしも常に秩序を守っているわけではありません。 一方、幕末、隅田川花火大会に出かけた米国政府関係の米国人は、このような人ごみの中で、みな、「ちょっとごめんなさい」、「ありがとう」などと笑顔で声を掛け合い、極めて秩序だって花火を楽しんでいることに驚愕の念を覚え、米国人であれば乱闘や暴動が起きているだろう、と日記に書き記し、この小さな島国は将来米国にとって脅威になるだろうと、見事な予言を残しています。 このたび、移民大国のスウェーデンで、刃物を持ったポルトガル系の移民が警察官に射殺された事件をきっかけとして、移民による大規模なデモが発生、ついには手当たり次第に車に火を放ったり、略奪に及ぶなどの暴動に発展し、それは6日も続いた、という一報を耳にしました。...
スポンサーリンク