文学 八十八夜
今日は八十八夜ですね。 立春から八十八日目。 霜が降りる最後の頃とされています。 文部省唱歌、「茶摘み」には、 夏も近づ く八十八夜 野にも山にも若葉が茂る 「あれに見えるは茶摘みぢやないか あかねだすきに菅(すげ)の笠」 とあり、まさに夏が近付いているのを実感できる頃であり、この時季に摘んだお茶は品質が高いんだそうですね。 ただ、二十四節季もそうですが、もともとは旧暦だったものを、そのまま新暦になっても使っているため、どうしても季節感がぴったりきません。 旧暦と新暦だとざっと一ヶ月半ずれますから、昔の5月2日は今で言う6月半ばということになり、それなら本当に夏も近付くという気分になろうというものです。 1月1日を新春と言いますが、これも旧暦であれば2月半ば。 陽射しが力強くなり、春を予感させます。 新暦の正月は真冬で、春を感じることはありません。 石原慎太郎が主張していますが、新暦に合うように二十四節季を変更すべきだろうと思います。 そうでないと、季節感を大切にするわが国民が、季節感に倒錯を感じ、ひいては季節の移ろいにものを思うという美風が損なわれるような気がしてなりません。こどもと...