2013-05

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社会・政治

もっとたくさん食べさせたい

大阪でなんとも痛ましい事件が起きてしまいました。 母子二人の遺体が発見され、餓死と見られているそうです。 遺書らしきメモに、最後にもっとたくさん食べさせてあげられなくてごめんね、と書かれていたとか。 電気もガスも止められ、現金もなく、二人は亡くなったのです。 夫のDVから逃れ、実家にも居場所を知らせなかったのは、実家経由で夫に居場所がばれることを怖れたものと推測されます。 生活保護などのセイフティ・ネットを利用しなかったのも同じ理由のようです。  亡くなってしまったものはどうしようもありませんが、腹を空かして衰え、亡くなるまでの絶望的な時間を、どう過ごしたのかと思うと、やり切れません。 子どもは何か食わせてくれと哀願したことでしょうし、それに応えられない母親の心中を思う時、私はただ、沈黙する他ありません。 DVに対する恐怖が、母子をどこまでも追い詰めてしまったのですね。  私は基本的に身内と喧嘩することはありません。 議論することはありますが、喧嘩にまでエスカレートすることは考えられません。 大体身内と喧嘩するほどの理由など、何一つありません。 ごく幼い頃を別にすれば、兄弟喧嘩も親子喧...
社会・政治

暴動

わが国で阪神淡路大震災が起きた時や、東日本大震災が発生した時、外国のメディアはわが国では混乱の中でも人々は冷静で秩序を守り、暴動も略奪も起きないことを賞賛する報道をして、逆にわが国のマスコミはそんなことがニュースになるのかと驚いて諸外国が伝えるニュースを報道していました。 わが国においても、古くは関東大震災の時など、朝鮮人虐殺などが起こり、必ずしも常に秩序を守っているわけではありません。 一方、幕末、隅田川花火大会に出かけた米国政府関係の米国人は、このような人ごみの中で、みな、「ちょっとごめんなさい」、「ありがとう」などと笑顔で声を掛け合い、極めて秩序だって花火を楽しんでいることに驚愕の念を覚え、米国人であれば乱闘や暴動が起きているだろう、と日記に書き記し、この小さな島国は将来米国にとって脅威になるだろうと、見事な予言を残しています。 このたび、移民大国のスウェーデンで、刃物を持ったポルトガル系の移民が警察官に射殺された事件をきっかけとして、移民による大規模なデモが発生、ついには手当たり次第に車に火を放ったり、略奪に及ぶなどの暴動に発展し、それは6日も続いた、という一報を耳にしました。...
その他

金時山

先ほどテレビ番組で、元気に稼ぐおばあちゃんの特集を放送していました。 その中で、箱根の山にほど近い金時山の頂上で山小屋を経営する80歳のおばあちゃんが登場していました。 なんと、14歳から80歳の現在にいたるまで、年中無休で山小屋を開いているというのです。 山頂は登山口から2時間ほどと、比較的低いものですが、当然電気は通っておらず、夜はろうそくの明かりで過ごすそうです。 住んでいる場所は山小屋の屋根裏。 わずか2時間で登れる山とあって、宿泊施設は無いそうです。 近隣で採れるなめこなどをこれでもかと入れたきのこ汁が名物だとか。 休日には3千人、平日でも千人もの人が山頂の金時茶屋を訪れるそうで、儲かってウハウハでしょうねぇ。 ただ、いくら儲かっても、年中無休では山を下りることもままならず、金を遣う機会とて無いでしょうねぇ。 なんでも元は両親が経営していたところ、14歳の時に父親が他界、病弱だった母親に代わって金時茶屋を守るようになったとか。 66年間、ひたすら山頂で登山者に暖かいきのこ汁を提供し続けてきたのですねぇ。 ちょっと想像しにくい人生です。 その間、テレビも洗濯機も冷蔵庫も無い生活...
仕事

TV講義システム

私の職場では、TV会議システムというものを導入し、関係する他機関とTVを使って会議を開催しています。 それとは別に、TV講義システムというものをこのたび概算要求し、それが通ったため、導入することになりました。 そのシステム導入の旗振り役をしてきた機関の情報担当者が今日の午後私の職場を訪れ、仕様の説明、導入する部屋やエレベーターの採寸をし、こちらも様々な要望を行いました。 これが今導入されているTV会議システムより格段に優れている点は、パソコンやタブレットなどを使って、1対1の打合せでも、最大240名までの会議や講義にも使える点と、TVにプラスして電子黒板を導入し、電子黒板に書かれた内容がそのままそれぞれに機関に設置された巨大な電子黒板にも、また、パソコンやタブレットなどの端末にも表示され、逆にパソコンやタブレットにメモしたことをTV講義システムに載せて参加者に見てもらうことも、また、クローズにして自分だけが見られるメモとしても使える点です。 時代は進んでいますねぇ。 うん千万円もかかる調達で、いわゆる政府調達と呼ばれる大型の契約になります。 政府調達とは、かつて世界貿易機関が主催するウ...
思想・学問

野心のすすめ?

流行作家の林真理子が「野心のすすめ」なるエッセイを発表し、これがたいそう売れているそうです。 読んでいないので何とも言えませんが、タイトルからして読む気が起きません。 アマゾンのレビューを見ると、大分評価が分かれているようです。野心のすすめ (講談社現代新書)林 真理子講談社 ひどいのになると、著者の単なる自慢話に過ぎない、とこきおろしている者もいれば、感銘を受けた、と感激している者もいます。 賛否両論が分かれるからこそ問題作なのかもしれませんねぇ。 しかし元々のわが国の伝統的価値観から言えば、野心を持つということはあまり褒められたことではありません。 せいぜい明治維新後、クラーク博士が札幌農学校の生徒に「Boys, be ambitious」と発破を掛けたりして、立身出世を良しとする風潮が生まれて後のことと思われます。 また、「少年よ、大志を抱け」と訳されることが一般的ですが、ambitiousという言葉には清廉潔白なイメージはなく、野望とでも訳したほうが原意に近いものと思われます。 わが国では、仏教的価値観から、欲望などの執着を捨て、道を求めることを良しとする風潮が長く続き、今もそ...
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