2013-06

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美術

草刈り場

現代アートの世界において、わが国が草刈り場となっているらしいことを、時折耳にします。 わが国の美術愛好家は、今も西洋美術でいえば印象派あたりに留まっている人が多く、グロテスクとも頓知とも言える現代アートに拒否反応を示すのでしょう。 例えば美少女フィギア。 あれはわが国では主にヲタクの人々が好む特殊な趣味であるように捉えられ、美術作品として取り上げることはありません。 しかし、米国などではあれは美術作品として取引され、わが国で1万円程度で仕入れたものが、40万も50万もの高値で売買され、しかも飛ぶように売れているのだとか。 さすがにそれを知ったわが国のフィギア職人が声を上げ、一時期よりは値が上がったようですが、今も美術作品と見なすことはありません。 同じようなことは幕末から明治初期にかけても起こりました。 わが国では低俗な流行画としてしか見なされず、物を包むのに使ったりしていた浮世絵が、欧州に渡るや、革新的な美術作品としてもてはやされ、その技法を真似た絵画が欧州の画家によって数多く製作されました。 村上隆のように、様々な現代アートに挑戦し、その一つとして美少女フィギアを作る人はともかく、...
仕事

計算証明規則

国立の機関は、毎月、契約関係の書類を、差し替えが出来ないように製本し、会計検査院に提出することが義務づけられています。 これは計算証明規則に定められており、国立機関の契約事務、決算事務を担当する者にとっては知っておくべき必須の仕事です。 しかし、国立機関において定員削減が進み、人員が不足した結果、非正規雇用の職員に実務を任せざるを得なくなり、根本的な国の会計制度を知らぬまま、わずかな経験を絶対と信じ、それを基に仕事を進めるような困ったちゃんがあまりにも増えてしまいました。 そういう人からたくさんの質問を受け、答えているうちに、私は絶望的な気持ちになります。 非正規とはいえ10年以上も国の会計事務に携わっている人が、国の根本的な会計制度を知らぬまま、おのれの小さな常識を信じ、日々、伝票を作っているのですから。 えてしてこういう人は、実務に通じていることをもって、私からみれば笑っちゃうような自信のもと、仕事を進めようとします。 私はいちいち根拠法規を示し、愚かな狭い常識にこだわるのは間違っていると説明しますが、凝り固まった頭をほぐすのはなかなか難しいものです。 私は、これらの人々を正しく導...
精神障害

ご成婚20年

昨日は皇太子殿下ご夫妻の結婚20年の記念日だったそうですね。 「全力でもってお守りします」 というプロポーズの言葉は、当時流行語になりましたね。 しかし、その後お二人には不幸が襲います。 お世継ぎをあげることを最優先事項にする宮内庁と、元外務省職員として、多くの国を訪れ、親善に努めたいという妃殿下のお考えが真っ向から対立。 しかもやっと生まれたお子様は、皇位継承権の無い女の子。 にわかに女帝、女系論争が巻きおこりました。 このような激しいストレスにさらされ、妃殿下は精神に変調を来してしまいます。 妃殿下はもう9年以上、適応障害のため、公務を制限し、療養生活をおくっておられます。 適応障害とは、ひらたく言えばストレスの原因が明白である場合のうつ状態のことで、ストレスの原因とは、皇太子妃という立場そのものにあることは明らかでしょう。 適応障害の場合、ストレスの原因を取り除き、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬を服用し、心と体を休めることが治療の大方針でなければなりません。 しかるに、ストレスの原因である皇太子妃という立場に居続ければ、治るものも治らなくなります。 公務を減らしたところで、さまざまに...
その他

たらい回し

よく、お役所仕事は担当が違うと言ってたらい回しにする、という批判を耳にします。 しかし、それは何もお役所に限ったことではなく、民間企業でも同じであることは、多くの人が実感しているのではないでしょうか。 今日、キッチンの40ワットの蛍光灯が切れてしまい、家電量販店で新しい蛍光灯を購入し、付け替えました。 しかし、一瞬点いたと思ったら、すぐに消えてしまいます。 で、マンションの管理会社である住友建物サービスのパンフレットを見たら、照明器具の不具合については24時間365日相談に応じる、と書いてあったので、電話してみたら、メーカーに直接問い合わせろ、とのこと。 パンフレットに書いてあることと違うではないか、などというつまらぬクレームはつけず、メーカーの電話番号を教えてくれ、と言ったら、東芝の修理センターの電話番号を教えてくれました。 東芝の修理センターに電話したら、今度はそれは担当が違うと言って、東芝の照明部門のサービスセンターに電話しろ、とのこと。 やれやれと思いつつ、電話したら、おそらく安定器の問題だと思われるが、その商品は12年前の型番で、古いために修理は困難であり、かつ、修理できなく...
美術

無、無念、山岡忠曠氏の絵画、売約済み

昨日、東京芸術大学の売店で、山岡忠曠という人の絵に出合い、これを購入しようと決めたことはこのブログで紹介しました。 で、今朝、売店へ電話をかけて購入したいので予約させてくれとお願いしたら、すでに売約済みとのこと。 あまりにも残念です。  今日は立ち直れません。   いつ売れたのか尋ねたところ、6月5日に売店にかかげたところ、その日のうちに売れてしまったようです。 ということは昨日観た時点ですでに売約済みだったということ。 だったらその旨札をぶら下げておきなさい。 あらぬ期待をし、焦がれるひと夜を過ごしてしまったではないですか。 美術品の売買というのは、基本的にはオリジナルの一点もの。 本やCDのように大勢の人が同じものを買えるようにはできていません。  このうえは、山岡忠曠という人の今後の動向を、注意深く見守る他ありませんねぇ。美術館・ギャラリー ブログランキングへ にほんブログ村
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