その他 東京オリンピック
朝、テレビを付けたら2020年のオリンピック開催地が東京に決まったというニュースで持ち切りです。 私はあまり2度目の東京オリンピックを望んでいませんでしたが、ニュース映像で招致団が飛び上がって喜ぶ姿や、都内のスポーツ・バーで熱狂的に喜ぶ若者、前の東京オリンピックで選手のブレザーを必死で仕立てたという年寄が涙を流して喜ぶ姿を見て、決まってしまった以上、これを成功させるために日本人として応援せざるを得ない、という気持ちになりました。 近代オリンピックの父、クーベルタン男爵は、オリンピック精神の普及によって、弱肉強食とも言うべき帝国主義全盛の時代に平和を訴えようと高邁な理想を掲げましたが、近代オリンピックというもの、現実にはその時々の世界情勢に翻弄され続けてきました。 ナチが宣伝に使ったり、昭和16年に予定されていた東京オリンピックが中止に追い込まれたり、冷戦下、モスクワ・オリンピックではわが国を含め自由主義陣営はボイコットし、次のロサンゼルス・オリンピックではソビエトなど共産圏がボイコット。 わが国がモスクワ・オリンピック不参加を決めた時、柔道の山下選手が涙ながらに参加を訴えていた姿は、当...