社会・政治 最終戦争
毎年9月18日、中国では反日運動が起こります。 それと言うのも、昭和6年のこの日、柳条湖事件が起きたからに違いありません。 この日、満州鉄道の線路が何者かに爆破されました。 関東軍はこれを中華民国軍によるものと断定。 わが国政府もこれを追認し、これがきっかけで満州事変が勃発。 わが国は泥沼の15年戦争に突入することになりました。 戦後、この事件は関東軍参謀、石原莞爾中佐らによる謀略であったと判明。 にわかに反日気運が高まることとなりました。 石原莞爾という人、軍人ながらロマンチストのようなところがあり、西洋の代表たる米国と、東洋の代表たる大日本帝国が総力戦を戦い、大日本帝国が勝利して、その後東洋思想に基づいた恒久平和が訪れる、という最終戦争論を唱えましたね。最終戦争論 (中公文庫BIBLIO20世紀)石原 莞爾中央公論新社マンガ最終戦争論 (PHPコミックス)江川 達也PHP研究所 その後軍を追われた石原莞爾は田舎で農業に従事していたところ、戦局の悪化に伴い、陸軍内部で対立関係にあった東条英機首相から意見を求められ、上京。 対立していたとはいえ、東条首相は石原莞爾の優れた軍略を高く買っ...