その他 今、この時を
朝から本降りの雨。 いよいよ梅雨でしょうか。 今朝、車で通勤する途中、多くの小学生が通学する道で、子供たちはまるで雨を喜ぶかのように、長靴を履いているのを良いことに、わざと水たまりで跳ねまわったり、友達の傘を引っ張ったり、楽しそうでした。 遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけむ、遊ぶ子供の声きけば、我が身さえこそ動がるれ。という、「梁塵秘抄」の文句を思い出します。 「梁塵秘抄」は平安末期の今様(流行の歌謡)を集めたものとされていますが、その成立や全貌は謎のままです。梁塵秘抄 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)植木 朝子角川学芸出版 それはともかく。 子供たちのはしゃぐ声を聞いても、姿を見ても、私は我が身さえこそ動がるれ、とは思いません。 ただ、命の輝きとともに、その裏に隠された儚さを思い、世の無常を感じるばかりです。 玉のような赤ん坊であっても、お食い初め、七五三、義務教育、高等教育などの通過儀礼を経て社会人となり、世の垢にまみれた中年になり、ついには老い、死んでいきます。 それが細胞分裂ではなく、生殖行為による遺伝子の生き残りを図った生物の定めとはいえ、...