2015-06-12

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仕事

ご隠居気分

今週も5日間、休まず出勤できました。 まずは上々。 珍しく、一週間が早く感じられました。 何かと忙しかったせいでしょうか。 森鴎外は軍医として勤務する傍ら執筆活動にいそしんだわけですが、小説家としての成功だけでなく、軍医としても最高の出世を果たしています。 その鴎外にしてからが、勤務時間中の自分を、芝居をしているようだ、と評しています。 夜、帰宅して執筆したり書を読んだりしている時こそ自分が自分になる、というわけです。 最高の栄達を得た鴎外ですらそうなのですから、木っ端役人の私が、勤務時間中の自分に違和感を感じ続けるのは当然でしょう。 しかしその芝居も板についてきたようで、違和感は小さくなってきているように感じます。 そう感じるまで、23年と2か月半もかかってしまいました。 気づけば定年まで14年と9か月半。 今まで働いた期間よりも、これから働く時間のほうがはるかに短いのですねぇ。 なんだか不思議な感じがします。 仮に定年が5年延長になったとしても、今まで働いてきた時間よりは短いわけで、それはありがたいことです。 うんと長生きしてたっぷりと年金をもらい、今まで払った分の元を取らないと損...
思想・学問

日本という呪縛

人間、この世に堕ちるにあたって、生まれる場所も時代も家庭環境も選ぶことはできません(一部宗教などでは、自ら選んで生まれてくるとも言われます。過酷な環境を望むのは、そのほうが修行になるからだ、とも)。   平和な時代に、豊かな国の裕福な家庭に生れ落ちるというのはこの上ない幸運です。  広い意味で言えば、今の時代に日本に生まれるということは、それだけでまぁまぁ幸運なのではないでしょうか。  殺し合いもないし、食うに困るということも滅多にありません。 そして人は、生まれた場所や時代に縛られざるを得ません。  同じ日本に生まれるにしても、時代は大きな要素です。 大正時代に生まれていれば、太平洋戦争で兵隊にとられる可能性が高かったでしょう。 私たち日本人は、日本という呪縛から逃れることは出来ません。 気候、風土、歴史、文化、言語。 私たちはおぎゃぁと生まれた瞬間から、日本語の嵐にさらされ、日本的価値観を身に着けて成長せざるを得ません。 日本人の秩序や規律を重んじる高い倫理観は世界から評価されているようですが、同時に負の側面も身に着けてしまいます。 集団を重んじて個を軽んじることや、他人の目を気に...
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