2015-06

スポンサーリンク
社会・政治

隔離

韓国でMERSの感染が拡大しているようです。 それも院内感染によって。 病院が一番危ないとしたら、どこで治療を受けたら良いのでしょうね。 一部の患者を隔離していると聞きましたが、聞きなれない言葉を耳にしました。 すなわち、自宅に隔離。 自宅に帰すことが隔離とは解せません。 出歩こうと思えば出歩けるし、家族とは嫌でも接触せざるを得ないではないですか。 隔離というからには、本人が泣こうが喚こうが無理やりにでも隔離病棟に入れ、出られないようにしなければほとんど実効性は無いのではないかと思います。 それは人権侵害かもしれませんが、感染拡大を阻止するためには、人権侵害であろうと、無理やり隔離すべきものと考えます。 当初、日本の専門家は、「あの程度なら封じ込めることは簡単だ」と解説していました、韓国ではそれに失敗し、ついにはWHOが調査団を送り込んでしまう事態になりました。 しかも団長が日本人というのは、彼らのプライドを傷つけるに違いありません。 まぁ、身から出た錆ですな。 亡くなった方や今感染して苦しんでいる方にはお気の毒としか言いようがなく、同情申し上げますが、韓国の保健当局の対応はいかにも稚...
文学

夜想

昨夜、夜更かしして読みかけの小説を読み終わりました。 久しぶりに、物語の世界にどっぷり浸かれたひと時を持てたことは、私の喜びとするところです。 小説は貫井徳郎の「夜想」。 この作家、私とほぼ同世代で、魂の暗闘をミステリーに仮託して描く骨太な作風の人です。 ミステリーとしての読みやすさや面白さにこだわるのを止めて、自身の内奥から湧き出でる言葉を紡げば、大変な作家になると思うのですが。 交通事故で妻と幼い娘を喪った30代前半の主人公。 仕事は手につかず、ミスばかりしています。 ある時、喫茶店でアルバイトをしている女子大生と出会い、運命が変わっていきます。 女子大生は、物に触れることでその持ち主の過去や精神状態が分かってしまうという特殊能力の持ち主だったのです。 主人公が落とした定期入れを女子大生が拾い、主人公の深い心の闇を覗いて涙をこぼしたことから、二人の関係は始まります。 主人公は心から自分の悲しみを理解できる人を見つけた喜びで、夜の闇を彷徨っているような状態から抜け出せたと感じ、女子大生を崇拝し、彼女を中心に、悩み相談のような、占いのような会を立ち上げます。 やがてその会は雑誌に取り上...
その他

日常

今日は7時に起床し、まずは休日恒例の朝湯。 じっくり汗をかくまで湯につかり、体を清めて、最後 に水のシャワーを浴びてしゃっきり させ、上がりました 。 しばしベランダで朝の気を浴びながら体を冷やし、空腹を感じたところで朝飯です。 定番の生卵と納豆とソーセージと糠漬け、それに白飯とネギだけの味噌汁です。 たっぷりと食しました。 腹がくちくなったところで新聞を隅々まで読みました。 まずはわが国は平和なようで、よろしいことです。 その後、新興宗教と救いをテーマにした貫井徳郎の小説を読みました。 520ページの長編のうち、300ページほど、キリキリと吸い込まれるように読み、少し疲れてテレビを観ました。 NHKの「日曜美術館」で、ドラッガー博士の日本美術コレクションを特集していました。 ドラッガー博士といえば、企業マネージメントのプロで、高名な経済学者というイメージが強いですが、博士本人が、「日本美術に恋して45年」と言うほど、わが国の美術に惚れ込んでいたようです。 博士によれば、日本美術は西洋美術の150年先を行っていたそうです。 ほう、と思いつつ見つめました。 お昼は近所の蕎麦屋で鴨せいろを...
その他

たばしお

昨日は今年の4月に渋谷から東京スカイツリーの近くに移転したたばこと塩の博物館に行ってきました。 ここはもともと日本専売公社、今のJTが作った企業博物館ですが、たばこと塩のみならず、浮世絵やら印象派やら、無節操とも思える企画展を打つ愉快な博物館です。 移転してまだ一ヵ月半ということで、館内はビカビカでしたねぇ。 塩の展示はもう一つ面白くありませんでしたが、たばこは興味深く眺めました。 古代の中南米、マヤで最初はたばこの煙で神様を交信しようという神秘的な動機で生まれ、後に万能薬とされ、世界に広まり、その後嗜好品として長く愛され、今や喫煙者は弾圧ともいうべき迫害にあっているという歴史は興味深いものです。 また、世界の様々なパイプや煙管、灰皿などはほとんど美術工芸品と言ってもよく、わけてもわが国で江戸時代に花開いた煙管の文化は華やかで洒落ています。 吸い口が二つついている煙管があって、花街などで遊女と客がそれで煙管を楽しんだとか。 もう一つ興味深かったのは喫煙室。 最近はどんな建物でも分煙が当たり前ですね。 で、たばこを前面に出している施設の喫煙室ですが、さすがに豪華でした。  ついよけいに吸...
社会・政治

働いたら負け、ですか?

ちょっと前までは引きこもりとかニートとかいうのは若者の問題だとされてきました。 ところが最近では、30代・40代が多数を占めるそうです。 引きこもりやニートだった者がそのままの状態で年を取ったということで、考えてみれば当たり前の話ですね。 中には50代、60代もいるとか。 昔はそういう人のことを「穀つぶし」と呼んだものです。 穀つぶしにしても、いい年をした未婚女性を指す行かず後家にしても、昔の表現は差別的なのかもしれませんが、どこかユーモラスな、洒落た感じがします。 で、これから問題になるであろうことは、引きこもりやニートがさらに高齢化すれば、養ってくれていた親が亡くなり、生きる術が無くなってしまうこと。 職歴のない中高年が就職するのは極めて困難ですし、仮に職を得ても、何十年もぶらぶらしていた者が仕事に耐えられるとは思えません。  早晩退職してしまうでしょう。 知恵が働く者は生活保護を受給するために行動を起こすかもしれませんが、そもそもそんな世間知すら無い場合、座して死を待つような状態になりかねず、それは避けたいところです。 かつてニートの定義を、15歳から34歳で、就労も就学もしてお...
スポンサーリンク