2016-02

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文学

春一番

今日の首都圏は気温がぐんぐん上がり、春一番が吹き荒れました。 午前中は雨も降って、台風のようでしたね。 午後からは晴れて、初夏を思わせる陽気でした。 まだ2月なのに。 梅も各地で咲いています。 春もやや けしきととのふ 月と梅   俳聖・松尾芭蕉の句です。 梅が咲けば、いよいよ春の訪れを感じますし、そこに月が登場すれば最強ということでしょうか。 金曜日に休暇を取ったため、今日まで4連休でした。 連休の最後というのはいつもそうですが、憂色濃いものです。 春を寿ぐ余裕もなく、私はまた愚かにも酒につかの間の慰めを求めてしまうのでしょうねぇ。
美術

始皇帝と大兵馬俑

昨日は休暇をとりました。 始皇帝と大兵馬俑を観にいくためです。 この展覧会、ひどく混雑しているとかで、わざわざ平日に休暇をとって行ったのです。 高速をとばすこと約40分。 上野公園地下駐車場に車をとめ、まずは腹ごしらえ。 イカ墨スパゲティとサラダとスープのセットで昼食としました。 いざ、東京国立博物館へ。 上野公園、ずいぶん外国人観光客が増えました。 行って見ると、けっこう込んでいましたねぇ。 それでも人の頭しか見えないというほどではありません。 実際に見てみると、軽装備の歩兵、重装備の歩兵、騎兵、将軍などの人々が、それぞれ顔や体格が異なっており、しかも精巧にできています。 できた当時は彩色されていたそうで、ずいぶん壮観だったことでしょう。 最高権力者は兵馬俑に、永遠の皇帝であることを託したのでしょうねぇ。 さすがに大陸の権力者はスケールが違います。 展示を見終えて喫煙所で一服つけると、紅梅が目に入りました。  もう春なんですねぇ。 その後、もう人ごみはいやなので、ガラガラの東洋館を見物しました。 変に若くてイケメンのガンダーラ美術の仏像などを興味深く眺めました。 ちょっと疲れたので、...
映画

残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋ー

今日は自宅から車で15分ほどの、シネコンに出かけました。 観たのは「残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋ー」です。 実際に起きた不思議な、あるいは怖い話を募集し、それをもとに短編小説を書いて雑誌に連載している小説家の私。 彼女のもとに、東京郊外のマンションで一人暮らしをする女子大生から、畳と布がこすれるような音がする、という手紙を受け取り、さらには女子大生が住む部屋だけではなく、マンション全体で不思議な現象が起きていると知り、私は女子大生のもとを訪ねます。 そして他の怪奇小説の作家や心霊マニアの編集者などと共同で、マンションの過去、さらにはマンションが建つ前の住民のことなどを調べ始めます。 すると、出るは、出るは。 ゴミ屋敷で変死したじいさん、娘の結婚式の直後に首吊り自殺した母親、自分が生んだ赤ん坊を生まれるたびに何人も殺害した母親、座敷牢に閉じ込められ、世を恨んで死んだ青年、さらには巨大な炭鉱事故。 それら穢れの数々が、その地に残り、新たな穢れを生んでいったらしいことが示唆されます。 優れたホラー映画には必ず感じられる品格のようなものが画面から漂い、演出も控え気味で、なかなかに好感が...
仕事

暴言

どこの職場にもおかしな人の一人や二人はいるものです。 私の職場でも、暴言を繰り返す女性と、決して暴言は吐かないものの、狡猾に他人を支配しようとする男がいます。 幸い私はこの両名から嫌われており、接触すら避けられているので、被害にはあっていません。 で、暴言を繰り返す女性事務職員が、些細な理由で、女性教授に「馬鹿野郎」と言い放ち、女性教授から相談を受けました。 私はモラルハラスメントにあたるのでハラスメント防止委員会に訴え出るのがよろしいでしょうと応えましたが、事を荒立てたくないとかで、泣き寝入りするつもりのようです。 私に相談したというのも、どうにかしたいというのではなく、誰かに聞いてもらいたかっただけのようです。 まったく集団とか組織というのは馬鹿馬鹿しいことが起こるもので、できればなぁなぁで仕事をしたいですが、相手によってはそれが不可能だから困ります。 かく言う私も10年も前に職場のトップをパワーハラスメントで訴え、謝罪と賠償を受け、それがきっかけにとなってハラスメント防止委員会が発足しました。  泣き寝入りするのも良いですが、時には蛮勇を振るって訴え出る者がでなければ、ハラスメン...
社会・政治

2月9日は風の日なんだそうですね。 風がふ(2)く(9)から、という語呂合わせだそうです。 あれはたしか私が新人の年でしたから、1992年でしたでしょうか。 風の会という少数政党が参議院選挙に立候補しました。 野村秋介ら、新右翼と呼ばれる人々の小さな政党でした。 横山やすしも立候補していましたね。 中心人物の野村秋介は新右翼という言葉を嫌い、新浪漫派とか民族派とかいう言葉を好んでいました。 経団連を襲ったり、朝日新聞に猛抗議したり、過激な言動で知られる人でした。 朝まで生テレビなどに出演し、うっとりと自説を語るその姿は、不気味でありつつ、どこか憎めない、魅力的な人でした。 週刊朝日が風の会を虱の会と揶揄したことがきっかけで朝日新聞社長室に抗議に出かけ、その場で拳銃自殺を遂げました。 虱の会のイラストを描いた山藤章二はしばらくショックでイラストを描けなくなったと聞き及びます。  テロリストであり、ロマンティストでありました。 テロは許されない行為ですが、右翼革命の熱狂の中に美を見出してしまい、それに囚われた悲劇の人とでも言う他ありません。 あるいは、喜劇?
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