2026-02-08

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文学

幽民奇聞

昨日、今日と関東南部に雪が降りました。 車通勤の私には辛い事態です。 冬タイヤを履いていないし、チェーンも持っていません。 年に一度あるかないかの雪のために冬タイヤに履き替えたりチェーンを持ったりするのは馬鹿々々しいと思ってずうっとノーマルタイヤを履いていますが、その年に1度あるかないかが起きてしまいました。 明日の出勤が憂鬱です。 雪の中、投票に行きました。 思いのほか多くの人が投票所に訪れており、極端な低投票率にはならないのではないかと思います。 昨日、じつに久しぶりに小説を読みました。 当代の小説家で私が最も偏愛する恒川光太郎先生の最新作、「幽民奇聞」です。 この人らしい幻想的でどこか切ない物語が語られます。 「キ」と呼ばれるこの世の外に出来上がった組織と、そこに在籍することになった少年の物語です。 「キ」が何を意味するか、最後まで明らかにされません。  鬼とも呼ばれます。 明治中頃までは確かに存在していたと信じる民俗学者が「キ」の調査を始めるとことから話は始まり、「キ」の秘密結社めいた実態が分かってくる、という趣向です。 この作者の小説にはこの世ならぬ者が多く登場します。 この...
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