とびお

スポンサーリンク
文学

久しぶりに小説を読みました。 桜木紫乃の「霧」です。 芸者から土建屋というかヤクザの組長と結婚した女の日々を描いた物語です。 物語は女が20代半ばで夫を撃ち殺されるまでを、北方領土が見える根室を舞台に描いています。 国会議員、土建屋、ヤクザ、花街の女たち、いずれ劣らぬ狸たちが北の町を舞台に権謀術数を繰り広げる物語です。 焼けば骨しか残らぬ体に、ひとはいったいどんなものを詰め込み、流しながら生きているのか、という一文が印象的です。 久しぶりの豊かな小説体験でした。 ご購入はこちらから ↓
社会・政治

核兵器廃絶?

今日は長崎に原爆を投下されてから80年目の節目の日。 母が4歳の時に長崎で被爆しており、幼い頃から原爆の話を嫌と言うほど聞かされているためか、ある種の感慨を覚えます。 そしていつも不思議に思うことがあります。 長崎市長も総理大臣も、必ず核兵器廃絶とか核戦争の無い世界とか言うのです。 なんででしょう。 それを言うなら人間を殺傷するための全ての武器の廃絶であり、一切の暴力の無い世界を求めるべきで、核だけ無くせば良いなんて、志が低いように思うのです。 核兵器は駄目で、大砲や地雷は良いのか、もっと言うなら刀や弓矢、さらには石斧なら良いのかという話です。 核兵器だけを特別扱いするのは間違っていると私は思います。 核兵器の殺傷能力が極めて高いのは事実ですが、死ぬ人間にしてみれば、核兵器で死ぬのも、鉄砲で撃たれて死ぬのも、石で殴り殺されるのも、殺されるという事実に変わりはありません。 反核ばかりを唱える愚はもう止めにしたほうが良いでしょう。
その他

緑内障

今日は休暇を取って千葉大学医学部付属病院眼科を受診しました。 半年に一度、視野検査のために通っています。 ここ3年ばかりは変化なしだったのですが、右目に悪化の兆候が見られるとのことでした。 もともと左目がひどく悪く、右目は正常だったのですが、右目にもやや視野の欠損がみられるとのことで、左目に3種類、右目に1種類差していた目薬が、右目2本の増量となりました。 ひどくショックです。 車の運転は大丈夫かと尋ねたら、日本の法律では視力が0.7あれば運転できることになっており、視野については制限が無いので運転するなとは言えない、暗い時間は避ける、走り慣れない道は避けるなど、自己判断で慎重に運転してほしい、とのことでした。 昨夜は断酒に成功しましたが、今夜は吞んでしまいそうです。

一日断酒

前と酒量は変わらないのに、近頃酒が翌朝に残るようになりました。 酒量を減らさなければならないと思いますが、呑み始めるとつい、以前と同じ量を飲んでしまいます。 毎晩、今日は禁酒しようと思いながら、つい缶ビールを空け、焼酎のロックを2杯あけてしまいます。 この程度の量で翌朝に残るなんてことは無かったので、肝臓がダメージを受けているのかもしれません。 このままいくとアルコール性肝炎から肝硬変になり、ついには肝臓がんになってしまうかもしれません。 前回血液検査を受けた時は肝臓の数値はそれほど悪いものではありませんでした。 急激に悪化するほどは呑んでいないのに不思議な現象です。 明日は休暇を取って半年に一度の千葉大学病院での緑内障の検査があります。 視野検査は結構集中力が必要なので、今夜ばかりは禁酒しなければなりません。 たった一晩の禁酒が、私の気分を落とすなんて、酒飲みなんて愚かな生き物です。 アルコール依存症の人が通う断酒会では、一日断酒ということが言われます。 明日は呑むかもしれないけど今日一日だけは断酒する、それを毎日繰り返すのです。 結果的に何年もの断酒に成功する人がいて、さらには寿命...
ドラマ

初恋

最近、ネットフリックスで初恋というドラマを何度か観ました。 20年に及ぶ長い恋を描いたドラマです。 あり得そうで、実際にはあり得ないおとぎ話ですが、良い年をしてうっとりと観てしまいました。 お恥ずかしいかぎりです。
スポンサーリンク