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バタリアン

先日、久しぶりにゾンビ物を鑑賞しました。私は、数多くあるゾンビ物のなかでは、1985年公開の「バタリアン」にとどめを刺すと思っています。 ゾンビの多くは、頭を打ち抜くと動かなくなりますが、「バタリアン」では、頭を打とうと、切断しようと、まるで平気です。右手を切断したなら右手だけでも人間に襲い掛かり、木っ端微塵に爆発させたなら、ばらばらになった小さな肉片一つ一つが人を襲おうとします。 しかもその動きは、怖ろしくもコミカルで、爆笑ゾンビ映画とでもいうべきものなのです。当時、オバタリアンという流行語を生みました。中年女性は、バタリアンのように怖ろしくもコミカルだということでしょうか。 日本でも「呪怨」などは、化け物があんまりあっけらかんと登場して笑えます。爆笑ホラーです。恐怖と笑いは紙一重ですね。バタリアン ダン・オバノン20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント呪怨 清水崇東映ビデオ
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Day of The Dead

DVDで「Day of The Dead」を観ました。 「死霊のえじき」のリメイクということでしたが、大分趣が異なっていました。 B級ホラーらしく、残酷なシーンとコミカルなシーンがほどよくて、好感が持てました。面白いのは、天井を這い回るゾンビや、人肉を食わないゾンビなど、本来のゾンビ映画に出てこない種類が登場したことです。 人肉を食わないやつは、もともとベジタリアンだったから、と説明されていましたが、馬鹿馬鹿しくて笑えます。 主演の女伍長が可愛らしくも戦闘的で、その味わい深さは特筆すべきでしょう。 なかなか楽しめる、阿呆らしい、B級ホラーでした。  クリスマスイヴの夜にぴったりです。デイ・オブ・ザ・デッド DTSスペシャル・エディション ミーナ・スヴァーリ,ニック・キャノン,ヴィング・レイムスHappinet(SB)(D)
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ハロウィン

ちょっと時期遅れですが、80年代を代表するホラーの名作をリメイクした2007年版の「ハロウィン」をDVDで観ました。 馬鹿馬鹿しいほどの大量殺人を淡々とやってのけるブギーマンは魅力的で、爽快感すら漂いました。 今回は、ブギーマン(マイケル)の少年時代が最初に描かれます。 お決まりの小動物虐殺から始まって、10歳にして大人を4人も殺します。そして精神病院送りになるのですが、17年後、脱走して再び惨劇を繰り返す、という話です。さすがホラーのスーパースター。ジェイソンやフレディもかないません。 馬鹿馬鹿しくて良かった。ハロウィンII アンレイテッド・コレクターズ・エディション(2枚組) スカウト・テイラー=コンプトン,タイラー・メイン,マルコム・マクダウェル,ブラッド・ドゥーリフ,シェリ・ムーン・ゾンビHappinet(SB)(D)
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吸血鬼と狼男

DVDで「アンダーワールド」を観ました。吸血鬼族と、狼男族の、千年にわたる暗闘を描いた作品です。 とはいっても、現代の戦闘は自動小銃と手榴弾で行われるので、人間同士の戦いとなんらかわりません。 お互いが絶対の正義だと信じていること、双方が化け物であること、まったく、人間の戦と同じです。 一度は収まった戦闘が、新しいヴァンパイアの長老復活により、一層激しくなることが予感されて、終わります。 それにしても、人間は戦いやら、陰謀やらがよほど好きですね。 そんなことを思い知らされると、私は隠居して、句作の旅にでも出たくなるのです。アンダーワールド ビギンズ コレクターズ・エディション ローナ・ミトラ,マイケル・シーン,ビル・ナイ,スティーヴン・マッキントッシュソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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腐女子彼女。

DVDで「腐女子彼女。」を観ました。 BL萌えする年上の彼女を持ったオタク的要素0の大学生の話です。 彼女からはセバス(セバスチャンの略)と呼ばれ、執事扱いをうけますが、めげずに恋愛関係を続け、めでたく婚約する話です。  ラブコメというのは、前半テンポよくコメディーとしての面白さを持っていても、後半大真面目になってしまい、退屈を感じることがよくあります。 「猟奇的な彼女」しかり、「電車男」しかり、古くは「恋人たちの街角」しかりです。 この映画も、その宿命から逃れていません。 ひらたく言えば、「男と女が出会いました。恋をしました。結ばれました」という、ありきたりな話です。 しかし私は、話というのは、男と女が結ばれるか、破局するか、あるいはお化け話か、いずれかしかないと思います。どんな話も、大きく括れば、そうなるでしょう。  それならこの映画も、古典的なストーリー展開を素直に楽しむべきでしょう。腐女子彼女。 大東俊介,松本若菜,古川雄大,EMI,秦みずほHappinet(SB)(D)
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