映画 オカルト 昨日、DVDで「オカルト」を観ました。「クローバーフィールド」や「ブレアウィッチプロジェクト」と同様、フェイクドキュメントの形をとり、臨場感を増しています。低予算映画にしては、迫力があります。 神様の命令だと固く信じて、渋谷の交差点で、平気な顔で自爆テロを行う男の、その平気さが不気味でした。 一見の価値ありと思います。オカルト 宇野祥平ビデオメーカー 2009.11.30 映画
映画 ひとりかくれんぼ 最近、インターネットでひとりかくれんぼなる遊びが流行しているそうです。 人形を相手にかくれんぼをするのですが、一定のやり方を満たせば霊現象がおきる、という、一種の交霊術のようです。 いつの時代にも、子供や若者はこういうことをしますね。 私が少年のころ、コックリさんやらキューピット様やらという、自動書記による交霊術が流行りました。 実際に自動書記を起こす子がいて、本気で信じたものです。 でも、未知の領域には触れないほうがいいことも多いですね。 これを題材にした映画まで公開されました。 あまり怖くないですが、DVDで観られます。ひとりかくれんぼ 劇場版 川村ゆきえ,河北麻友子,碓井将大,湯沢 勉,久保田ゆずエースデュース 2009.11.27 映画
映画 クロッシング 昨日、DVDで「クロッシング」を観ました。 「セブン」などにちかい、キリスト教の狂信者による連続殺人ものです。 牧師の父から性的虐待を受けて育った男が、その父を神聖な人と尊敬しながらも殺人を続けます。しかも遺体には必ず聖書の一節を示すメモが残され、犯人を殉教者に見立てています。 これを捜査するのが、牧師を目指しながら、断念して警察に入った刑事です。 遺体はむごたらしく、犯人は冷酷です。 映画としての完成度は高いとはいえませんが、結構引き込まれます。 私はいつも、悪役に魅かれ、シンパシーを感じてしまいます。 子供の頃からそうでした。 ジェダイよりもダースベイダーに、赤穂浪士よりも吉良上野介に、ホームズよりもモリアーティ教授に、といった具合です。 ホラー映画を好むのも、悪が堂々と描かれているからかもしれません。 そういえば学生の頃、自称霊能者の先輩から、「この世には天使側の人間と悪魔側の人間がいて、お前は悪魔側だ」と言われたことがあります。 その時は、褒められたような気がしました。 7歳のときに初めて書いたお話が「ドラキュラの歯はない」で、2番目に書いたお話が「あくまものがたり」です... 2009.11.24 映画
映画 エンマ 昨夜、DVDで「エンマ」を観ました。謎だらけのミステリーです。 五人の男女が密室のベッドから起き上がります。なぜそこに閉じ込められているのか、なぜその五人なのか。 分からないまま、次々を頭が痛いと言って倒れ、死んでしまいます。 どうやら、生物兵器によるテロの被害者のようでもあります。 ラスト、驚くべき結末が待っています。 わりと緊迫した空気が張り詰めていて、楽しめました。オウム事件以来、この種のテロ話も荒唐無稽と済ませていられなくなりましたね。 オウムといえば、現在、正等を名乗る一派・上佑一派・原理主義のケロヨンクラブに分かれているそうですね。すべて、警察の監視対象になっています。小菅刑務所のまわりをぐるぐる回って麻原を拝んだりなどしているとか。しかみ、事件後入信者がかなり多いとか。気がしれません。エンマ 大野敏哉ポニーキャニオン 2009.11.13 映画
映画 水霊 ミズチ 昨夜、DVDで「水霊 ミズチ」を観ました。 東京西部の水道水に奇妙な物質が混入し、それを飲むと異常に喉が渇き、奇妙な幻覚を見て、ついには目をえぐり、自殺してしまいます。井川遥演じる新聞記者が謎を追及していく、というお話です。 わりと抑えた映像で、恐怖がじわじわとしみて来ます。 謎は最後まで明かされませんが、それがかえって怖ろしさを増しています。 なかなかの出来と見ました。水霊 ミズチ 山本清史,田中啓文ポニーキャニオン 2009.11.10 映画