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ミスミソウ 残酷で美しい

今日も朝っぱらからDVDを鑑賞しました。 女子中学生による凄惨な復讐劇を描いた作品、「ミスミソウ」です。  ミスミソウ 山田杏奈,清水尋也,大谷凜香バップミスミソウ 山田杏奈,清水尋也,大谷凜香バップ 父親の転勤により、東京から雪国の小さな町に引っ越し、転校した美少女、野崎。 彼女をよそ者と見なした地元のクラスメイトから、壮絶なイジメにあいます。 同じ転校生の美少年、アイバとの付き合いを心の支えに、イジメに耐えますが、いじめっ子たちは、なんと野崎の留守中、野崎の自宅に放火。 野崎の両親は焼死し、妹はかろうじて生き残りますが、全身に包帯をして、集中治療室から出られなくなってしまいます。 心が崩壊してしまう美少女。 復讐を決意し、実行に移していきます。 グロイはずの野崎による復讐のシーンが、不謹慎ながら美しく感じます。 死を連想させる真っ白な雪景色に、激しく飛び散る真っ赤な鮮血。 白と赤のコントラストが、寒々しい雪景色の中、美しいのです。 ただし、物語としては破綻していると思います。 イジメで放火殺人はやりすぎというかあり得ないし、復讐で次々といじめっ子グループを殺害していくというのも、な...
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カメラを止めるな !

今日は見事は晴れに恵まれましたが、なんだか喉が痛くてだるいので、家でのんびり過ごしました。 で、DVDを観ました。 低予算カルト映画ながらヒットを飛ばした、「カメラを止めるな!」です。カメラを止めるな! 濱津隆之,真魚,しゅはまはるみバップカメラを止めるな! 濱津隆之,真魚,しゅはまはるみバップ ホラー・コメディというジャンルになるのでしょうか。 ゾンビ物のテレビドラマを撮影中、本当にゾンビ化する者が現れてしまい、現場は大パニックに陥りますが、狂気染みた監督が、これこそ本物とばかり、撮影を続行する、というお話。  ところが、90分ほどの映画のはずが、30分ほどでエンドロールが流れます。 あれっと思っていると、物語は一ヶ月前、番組の企画を、安くて早くて質はそこそこ、が売りの、気の弱い演出家が受けるところに戻ります。 30分のゾンビ物、しかも生放送、さらにはワン・テイクで撮るという無茶な企画を成し遂げるべく、様々なハプニングを乗り越えながらも奮闘するスタッフや役者たちの、馬鹿馬鹿しくも微笑ましい姿を描いて飽きさせません。 番組を制作する裏側を面白おかしく描いた怪作です。 もともとゾンビ物と...
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黒看(クロカン)

昨夜は和製ホラーを鑑賞しました。 「黒看(クロカン)」です。黒看 -クロカン- ~The Exorcist nurse 山田菜々美,百川晴香竹書房 とある田舎町の総合病院。 ある時、ここに強烈な負のオーラを放つ患者がやってきます。 病院は、患者の絶望、健康な者への嫉妬など、負のオーラが充満しがち。 しかし、他の患者の健康に影響を及ぼすことはほとんどありません。 強烈な負のオーラを持った女性患者がやってきたことに看護師長は危機感を抱き、新たに看護師を雇います。 その看護師こそ、患者の負のオーラを引き受け、吸い取る、黒看(クロカン)だったのです。 高額の報酬を受け取る代わりに、患者の負のオーラを吸い取る。 しかし、クロカンの体もただでは済みません。 健康を害し、ボロボロになっていきます。 そして語られる、女性患者の強烈な負のオーラの秘密。 小品ながら、興味深い作品に仕上がっています。
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ステファニー

今日は午前中ごろごろして、午後からDVDでホラー映画を観ました。 「ステファニー」です。ステファニー シュリー・クルックス,フランク・グリロ,アナ・トーヴ,ジョナ・バーズNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン 森の中の一軒屋で、両親に置き去りにされ、一人、ぬいぐるみと会話しながら暮らす幼い少女。 彼女は瓶詰めの食品を食べて命をつないでいます。 そして森には姿の見えない怪物が潜んでおり、時折彼女を襲いますが、なんとかしのいでいます。 そして両親が帰宅。 母親は医師です。 時折流れるテレビのニュースから、世界中の子供たちに奇病が蔓延していることが窺えます。 子供のいる家にポルターガイスト現象が現われ、さらには子供たちが念力を使い、家族を殺害したり、家を破壊したりする、というのです。 そう、怪物とは、彼女自身だったのです。 インドで脳の一部を切除する手術が実験的に行われると知り、娘に同じ手術を施そうとしますが、失敗。 ニュースでも、インドでの手術は失敗に終るどころか、子供の念力により、何百人もの死者が出たことが報じられ、もはや該当の子供を安楽死させるしかない、とキャスターは呼びかけま...
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三度目の殺人

午前中、DVDを鑑賞しました。 是枝監督の「三度目の殺人」です。三度目の殺人 DVDスタンダードエディション福山雅治,役所広司,広瀬すずアミューズ 是枝作品らしい、静かな映像美のなかで、一見誠実そうでいながら、供述を二転三転させる薄気味悪い殺人鬼を役所浩司が演じています。 犯人の弁護士役を演じるのが、福山雅治。 二人の掛け合いが面白くもあり悲しくもあり。 ちょっと重い映画で、土曜日の朝見るには適さなかったかもしれません。 今日は夕方、日本橋の櫻川という懐石料理の店で会食があります。この店は2回目です。 春と秋、年に2回在っている古い女友達二人と、私の3人だけの小宴です。 楽しんでこようと思います。
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