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一度死んでみた

今日はマンションの消防設備の点検と排水管の清掃のため、休暇を取りました。 一昨日はワクチン接種の副反応で休んでいるので、今週は職場に通うのがわずか三日です。 年度末を乗り切れるんでしょうか。 甚だ不安です。 消防設備の点検も排水管の清掃も午前中に終わり、午後はコメディ映画を借りてきて、鑑賞しました。 きっついホラー映画やサイコ野郎が登場するサスペンスばかり観ていたのが、近頃はコメディばかり。 私はどうなっちゃったんでしょうね。 観たのは、広瀬すずと堤真一が親子を演じる「一度死んでみた」です。 堤真一演じる製薬会社の社長。 彼は家族を省みないワーカホリックです。 妻の死に際にも実験を続ける、製薬ヲタク。 そんな父を毛嫌いする娘。 親子関係を軸に、物語は進みます。 製薬会社では、画期的な新薬、若返りの研究を進めています。 その新薬を狙って、合併を狙う大手製薬会社。 新薬を開発する途中で、1度死んで、二日後に生き返るという薬が副産物として生まれます。 それを試すために飲んだ社長が、本当に死んでしまいます。 それを良いことに、大手製薬会社は一気に合併話を進めます。 しかし、二日で生き返るらしい...
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コンフィデンスマンJP ーロマンス編ー

一人で過ごす週末。 今日はDVDを観ました。 詐欺師と詐欺師が二重三重に騙しあう、コンゲームの佳品です。 コンゲームの映画といえば、往年の名作「スティング」があまりにも有名です。スティング (字幕版)ロバート・レッドフォード 今日観た映画は、その壮大さ、スケールの大きさ、騙しが複雑に絡まっている点など、「スティング」にも劣らない出来栄えで、大いに騙され、楽しませてもらいました。コンフィデンスマンJP ロマンス編長澤まさみ 知りませんでしたが、元々はテレビドラマで、映画もシリーズ化されているそうです。 すべてを観たいと思いました。 映画の性質上、このブログでは何も語れません。 ネタバレがネタバレを呼び、さらに騙される、という趣向ですから。 久しぶりにエンターテイメントの名画を観させてもらいました。  幸せ。
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おとなの事情 スマホをのぞいたら

今日は同居人が老いた義母の家に行っているため、独り。 コメディを借りて観ました。 観たのは、「おとなの事情 スマホをのぞいたら」です。 年に一回、ホームパーティーを開いている3組の夫婦と独身男の7人。 彼らは8年前、台風の晩、三階建ての家に避難し、3階まで水がきて、やむなく屋上に逃げ、ずぶ濡れになりながらも3日間を生き抜いて救助された仲。 命の危機を乗り越えた7人の、楽しい夜でした。 年齢も職業もばらばら。 だからこそ楽しいはずです。 避難した屋上で知り合って結婚した一組の若い夫婦。 その妻が、夫婦の間には秘密がないはずだと、スマホを出し、電話ならスピーカーで聞き取れるようにし、メールやラインなら互いにに見せ合うというゲームを始めようと言い始めます。 戸惑いながらもゲームにのる仲間たち。 しかしそのせいで、浮気がばれる男や女、カミングアウトできないでいた独身男がゲイであることが判明したり、それぞれの秘密がつまびらかになっていきます。おとなの事情 スマホをのぞいたら東山 紀之 パーティーは最悪なムードに。 しかし励ましあい、助け合った8年前を思い出し、互いが生きていることを確認しあうため...
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コーヒーが冷めないうちに

重たい雪が積もった道を歩いて、すぐ隣のGEOでDVDを借りました 「コーヒーが冷めないうちに」という映画を観ました。 とある喫茶店。 その喫茶店のある席に座ると、望むままに過去に戻ることができます。 ただし、面倒くさいルールがあります。 ・過去に戻ってどんなことをしても、未来=現在は変えられない。 ・熱いコーヒーを淹れて、完全に冷める前にコーヒーを飲み干さなければ、帰れない。 ・その喫茶店を訪れたことがある人のもとへしか帰れない。 その喫茶店を訪れる様々な人の人生を垣間見ることできる映画です。 タイムトラベル物のSFと観ることもできますが、内容は、ファンタジーですね。 主演の有村架純の好演が光ります。 脇を固めるのは、薬師丸ひろ子、石田ゆり子、松重豊、波留、吉田羊などの豪華俳優陣。 この映画、悪い人は一人も出てきません。 全員良い人です。 邪悪な殺人鬼などが登場するホラーやサスペンス、ダークファンタジーなどを好んで観てきた私ですが、最近嗜好が変わってきたように思います。 そういえば、村上春樹の「風の歌を聴け」・「1973年のピンボール」・「羊をめぐる冒険」の、鼠三部作と言われる小説に、...
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万引き家族

昨夜、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した作品を鑑賞しました。 「万引き家族」です  犯罪を生業とする偽りの家族の静かな日常が語られます。 おばあちゃん、お父さん、お母さん、10代後半と思しき長女、小学生の長男、の5歳の次女の物語。 いずれも血のつながりはなく、ちょっとしたこと、例えば実の親からの虐待などから偽の家族に助けられ、そのまま家族の一員になってしまったというような方法で偽家族は成立しています。 静かな日常のなかで、万引きなどの犯罪が繰り広げられます。 「スーパーに置いてある商品は、まだ誰の物でもないから盗ってもいいんだ」というお父さんの言葉。 リリー・フランキーがお父さんの役を演じて、怪しさ全開です。 お母さんの安藤サクラも熱演。 おばあちゃんの樹木希林も、偽家族の創設者として、家族から尊敬を集めています。 子供たちも、なかなかの好演です。 みんなで食卓を囲んだり、海水浴に行ったり。 幸せそうです。 そしてまた、物を食う場面がやたらと出てきます。 それはカップラーメンだったり、トウモロコシを茹でたものだったり、貧しい食卓ですが、不思議と旨そうに見えます。 おばあちゃんの死、長...
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