
願い
今日はあいにくの雨。 折角の七夕だというのに。 七夕にあたって、私の願いはただ一つ。 私の狂った精神が、平穏を保ち続けてくれること。 さらには平穏を保ちながらも感情を持ち続けること。 私の精神は、ちょっとしたきっかけで、激しく落ちたり上がったりするのです。 精神障害発症前から、そういう傾向はあったように思います。 良く言えば感情豊か。 悪く言えば情緒不安定。 気分を安定させる薬や不安を抑える薬を飲んでいますが、薬の力を超える負荷がかかれば、薬の威力など何ほどの物でもありません。 幸い、ここ数年、私の精神は平穏を保っています。 しかし、不安を取り除く薬を飲むと、楽しみや希望も消えてしまい、気分を安定させる薬を飲むと、好きな文学や美術などに感応しなくなります。 言わば不感症のロボットみたいなものです。 これでは人生を楽しむことは困難です。 生きているというより、死んでいない状態とでも申しましょうか。 しかし、うつや躁が激しかった頃を思えば、今は少なくともきちんと出勤できていますし、周りに迷惑をかけてもいません。 その一つをもって、良しとしなければならないのかもしれませんね。 欲望を言い募れ...