精神障害

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精神障害

診察

今日は今年最後の診察でした。 父の死とそれに伴う20キロもの体重減、研究教育職員を巻き込んでの担当替え騒動、トップを拒否しての永年勤続表彰、NHK番組への出演と、今年も色々ありました。 そんな中、精神の平衡を保ち、よくここまで乗り切りましたと、主治医は褒めてくれました。 精神科医のなかには、上から目線の命令口調で診察をする人もいるそうですから、私の主治医は人情のわかる名医だと思います。 診察の頻度も隔週から三週間おきに減りました。 快方に向かっているというより、ほぼ寛解したと言ってよいでしょう。 もちろん、薬を服用したうえでのことですが。 血圧の高い人が一生降圧剤を飲むように、腎臓が悪い人が一生透析を受けるように、私は一生精神病薬を飲み続ければよいと思っています。 そのほうがずっと楽に生きられます。 世の中には、明らかに精神に変調をきたしているのに、頑なに精神科にかかることを拒む人がいます。 精神障害者自らが精神障害者を差別しているんでしょうね。 悲しいことです。 また、精神科に受診したはいいけれど、服薬に罪悪感を持つ人もいます。 これも自分で自分を差別している例でしょう。 ちょっと調...
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番組への反響

昨日の晩は、多くの友人、知人から電話やメールをもらいました。 もちろん、NHKの番組を見てのこと。 改めて全国放送の威力を思い知りました。 なかには20年も会っていない学生時代の友人からの電話もあり、当然私が精神障害を患ったことなど知らず、非常に驚いた、という者もいました。 また、想像したより表情が良く、快方に向かっていることがわかってほっとした、というリワーク時代の仲間からのメールもありました。 どれも私を励まし、また、私が思い切って取材を受けたことを賞賛する内容で、良い友人、知人を得たものだと深く感謝しています。 精神障害に対する差別や偏見は今も根強く残っており、私がNHKの取材に応じることに、同居人は良い顔をしませんでした。 取材に応じることで、私が精神障害者であることが知られ、無用な差別にあい、症状が悪化することを怖れたようです。 しかし、私は、ほぼ完治した精神障害者の一人として、自分の経験をさらけ出すことが、今苦しんでいる同病者に少しでも希望を持ってもらえるのではないかと考え、取材に応じることにしました。 結果的に、それは間違っていなかったと思っています。 もしかしたら、今後...
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憂鬱

先ほど近所のスーパーに買い物に行って、あぁ、今日はクリスマス・イブなんだなと気付きました。 ロースト・チキンやケーキ、スパークリング・ワインがたくさん並んでいましたので。 せっかくだからと、塩味のローストチキンとスペイン産のスパークリング・ワインを購入しました。 異教の祭りではありますが、そんなことにこだわるほど青臭くはなくなりましたから。 今日の18時10分からNHK総合で私が取材を受けた種田山頭火の番組が全国放送されることはすでにこのブログで紹介しました。 今になって、なんとなく不安になってきました。 職場では誰にも言っていませんし、おそらく何人かは番組を見て、私が映し出されてびっくりするでしょう。 今の職場で私の持病のことを深く知っているのはごく一部です。 それがばれてしまうのは、今さらながら怖いような気がします。 明日、好奇の目にさらされるのではないかという、いやぁな予感がします。 四国のみの放送の時は気楽でしたが。 三連休の最後でもあり、憂鬱の種は尽きません。 クリスマス・イブだなんて、浮かれる気分にはなれないのです。  にほんブログ村 人気ブログランキングへ
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全国放送決定

NHK松山放送局のしこく8という番組で、種田山頭火を取材した濁れる水の流れつつ澄むという放送で私が取材を受け、すでに放送されたことはこのブログで報告しました。 先ほどNHK松山放送局のディレクターから連絡があり、全国放送が決まった、とのことでした。 12月24日(月)18時10分から、NHK総合のホリデー・ドキュメンタリーで放送されます。 時間は39分で、しこく8よりも4分短いそうです。 よかったらご覧ください。 私は本名で登場します。 渡邉暢宏、43歳、千葉県のサラリーマンとして写し出されます。 真ん中あたりと最後のほうで登場します。 このブログの愛読者の皆様には、きっとブログに書いてきたクールなとびおのイメージとは違った、弱々しくしくて女々しい人物に見えるかもしれません。 しかしそれもまた、私の一面の真実であることは否定できません。 顔ばれすることに抵抗が無いわけではありませんが、悩んだ末にこの番組の取材を受けようと決めた時に、それは覚悟していたことです。 私がいかにして精神障害克服の糸口を見つけたかを見ていただき、今現在、うつ病などの精神疾患に苦しむ方の助けになれば、望外の幸せで...
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爆睡

お昼に鍋焼きうどんを食ってリビングで横になっていたら、3時間も寝てしまいました。 私は職場でも毎日30分昼寝しています。 そうでないと午後の仕事に差し支えるからです。 しかし3時間も寝ると、頭がぼうっとして仕方ありませんね。 夜眠れるかも心配なところです。 自覚していませんでしたが、相当疲れているようです。 私は学生のころ、夢日記をつけていたことがあります。 目が覚めるなり睡眠中に見た夢を、枕元に置いたノートに克明に記録するのです。 そんなことを一ヶ月も続けていると、奇妙な現象が現われました。 夢の記憶がどんどん鮮明になっていくのです。 そしてそのうち、夢と現実の境界が曖昧になり、起きているんだか夢を見ているんだかわからなくなり、これでは精神をやられてしまう、と考え、夢の記録を止めました。 20年以上経た今も、その時の夢の記憶はきわめて鮮明です。 人間の精神というもの、まだ何も解明されていないようです。 精神障害の薬は日々進化し、精神障害の治療は飛躍的に進歩しましたが、精神の奥の奥、人間精神の核ともいうべきものは、誰にとっても不明です。 私は精神障害を患い、服薬と休養、社会資源を活用し...
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