
今日のメンタルヘルス
研修の一環で、放送大学の今日のメンタルヘルスという科目を履修しています。 じつは10年ほど前、放送大学で単位認定試験や通信指導の事務を担当していたことがあり、放送大学のずさんさは知りつくしています。 通信指導をやると一度に30万通もの答案が送られてきて、50名ほどのアルバイトを雇ってさばきました。 しんどかったですが、若かったせいか、メンタルをやられることは無かったですねぇ。 年配の学生が多く、クレーマーもずいぶんいました。 入学試験が無く、高校を卒業していればだれでも正規生として入学でき、卒業すれば学士様というわけで、若い頃なんらかの事情で進学できなかったけれど、勉強したい、というおじちゃん、おばあちゃんが多く、だからこそ放送大学に過剰の期待を寄せ、入学して見たらこんなはずじゃなかった、ということになったんでしょうね。 一方で、辛口の評論家、佐高信は著書であらゆる特殊法人を検証し、数ある特殊法人のなかで放送大学だけが存在意義を認められる、とべた褒めしていました。 放送大学の実状を知らないんでしょうねぇ。 よく理事長が、世界に例を見ない、世界唯一の放送による正規の大学だ、なんて大見えを...