精神障害

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アスペルガ―症候群患者の犯罪

過日、40代のアスペルガー症候群の患者が姉を殺害し、裁判員裁判の結果、検察側求刑懲役16年に対し、懲役20年という極めて重い刑が言い渡されました。 私はこれに多いに不満です。 新品のパソコンを欲しがった弟に対し、中古品を買い与えたところ、弟はそれを逆恨みし、犯行に及んだ、というのが検察及び裁判員の見たてです。 しかしアスペルガー症候群の患者は、他者とのコミュニケーションがうまくとれず、また、相手の気持ちを慮るということが極端に苦手です。 したがって弟にしてみればそれは逆恨みではなく、純粋に姉に悪意を感じたのでしょう。 もちろん、だからと言って殺人を犯して良い道理はありません。 しかし、障害者にはそれなりの配慮がなされなければなりません。 心神喪失であれば無罪となりますが、おそらくは一生精神病院に閉じ込められるでしょう。 心神耗弱であれば刑を減じなければなりません。 裁判員は、このような人物は長く刑に服さなければならず、社会に出ても受け皿が無いことを懲役20年の理由に挙げています。 これは話が逆です。 社会に受け皿を作るようにしなければならないに違いありません。 このような倒錯した理屈が...
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診察

今日は精神科の診察でした。 このところ調子が良いので、とくに相談したいことがあったわけではありませんが、職場の愚痴をこぼしました。 それでも20分、しっかり聞いてくれました。 精神科でも3分診療が多いなか、良心的な医者だと思います。 帰り、千葉市中心部をふらふらしました。 千葉中央公園では、フラダンスやハワイアン・バンドがハワイ祭りを盛り上げていました。 だいぶとうのたったお姉さまたちが、楽しげにフラダンスを踊っていました。 尖閣諸島の問題、原発の問題、特例公債の問題と、わが国は問題山積ですが、庶民はそれぞれに生活を楽しんでいるようで、まずはおめでたいことです。 生きるとは味わうことだ、と言ったのは山頭火でしたか。 舞踊でも音楽でも味わえるうちに味わうがよろしいでしょう。 私は今夜も焼酎を味わうとしましょう。
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夕陽

8月も最終日を迎え、最近とみに陽が短くなってきたことを実感します。 17時過ぎに仕事を終え、職場を出る頃は大分明るいですが、18時頃家についてひと風呂浴びて酒でも飲もうかという段になると、大分うす暗くなっています。 私は精神障害発症以来、夕方になると何がなし、もの悲しくなる習性がついてしまい、この時季、運転中に夕陽を見るのが嫌ですねぇ。 しかも私は帰宅時、西に向かって走っていくので、余計にそれが強く感じられます。 いっそ真っ暗なほうがいいんですけどね。
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治る病気

うつ病は誰もが罹患する可能性があり、適切な治療によって治る病気だとされています。 心の風邪、とも。 しかし風邪のように一週間かそこらで治るものではありません。 服薬と休養で、短くても三カ月程度は治療が必要です。 そういう意味では、風邪というより複雑骨折と言うほうが近いでしょう。 また、治るというのも、風邪のようにきれいに治るわけでも、発病前の状態に戻るわけでもありません。 再発が極めて多いことから、再発しないように日頃から用心し、再発予防のために服薬を続け、ストレスを避け、傷ついてしまった精神を労わりながら、だましだましやっていくことに慣れた状態を治ったと呼んでいるだけです。 私のように、当初うつ病と診断されながら、後に躁状態が現れ、躁うつ病(双極性障害)に診断が変る人も少なくありません。 躁うつ病となると、統合失調症と並んで精神障害の二大疾病の一つで、これは治るということはありません。 症状が現れない期間を長くする(できれば死ぬまで)他ありません。 気分安定剤の服薬によって躁状態が現れないようにすることが最も重要になります。 うつ状態は気分が沈んで大人しくなりますから、本人は辛いです...
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効いてる?

昨日の診察でワイパックスがソラナックスに抗不安薬が変更になりましたが、今朝1錠飲んで、早くも効果を実感しています。 ソラナックスには抗不安効果だけでなく、抗うつ作用もあるとのことで、それをより強く感じています。 抗うつ剤のリフレックスが2錠から3錠に増えたことも大きいのかもしれません。 まだ一日目ですから、油断は禁物ですが、今回の薬の調整、うまく行くような気がします。 ここ数日の強い焦燥感や不安感、悲哀感が今日は感じられませんから。 とりあえず、良かった。
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