精神障害

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精神障害

2人

先日、NHKの番組撮影に関する記事を書いたとき、私には15年前から妻がおり、しかも互いの生活に干渉しあわないがゆえに良好な関係を保っており、極端な話互いが浮気しても両者は精神的平安を保つ、と書きました。 それに対し、このブログを読んでくれている友人知人から、私への非難が寄せられました。 もともと結婚願望などかけらもなかったお前はともかく、奥様はこんな記事を読んだら深く傷つくに違いない、とか、かっこつけるのもいい加減にしろ、とか。 分かっちゃいませんねぇ。 私はもともと結婚願望などありませんでした。 それは確かです。 それが何の因果か28歳で結婚することになったのは、同居人の人格に深く惚れこみ、尊敬したからです。 元々男女間の愛だの恋だのを超えた、人間愛とでもいうべきもので私は同居人と結婚することになったのです。 当然、私の性欲は人間愛で結ばれた同居人に向くわけもなく、むやみと近場の女を口説いては欲望を満たし、冷酷に捨てる、という行動に出ました。 プロの女性を買うことも少なくありませんでした。 一番面倒がないですからねぇ。 しかし精神障害を発症して後は、それらの欲望もほぼ無くなり、しかも...
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痛み

苦しみと喜びは背中合わせについているとやら。 なるほど、苦しんだ仕事ほど達成感も大きいものです。 冬山に命がけで登る人は、その苦しみの末に来る喜びをもとめているのでしょうか。 私が好んで愛聴するサンタラというグループがいますが、「Joy & Pain」という曲を歌っています。 Joy(喜び)という名の子とPain(苦痛)と言う名の双子の姉妹を歌ったもので、示唆に富んでします。 まずは「Joy & Pain」をお聞きください。 今度の土日のNHKの撮影、なんだか憂鬱になってきました。 好きなホラー映画についての取材なら喜んでうけたものを。 山頭火の句によって癒されたうつ病患者としての取材ですからねぇ。 いわば私自身の暗部をさらけ出すようなもの。 それもテレビで。  しかし、NHKの福祉番組などには、うつ病患者のみならず、性同一性障害の患者や身体障害者、ひきこもりなど、多くの世間的には差別を受けてきたような人々が出演し、自らの思いを打ち明けています。 勇気ある行動だと思います。 それらの人々をテレビで観て、勇気づけられた人々も数多く存在しているでしょう。 私もまた、私の姿を観て勇気づけられ...
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アスペルガ―症候群患者の犯罪

過日、40代のアスペルガー症候群の患者が姉を殺害し、裁判員裁判の結果、検察側求刑懲役16年に対し、懲役20年という極めて重い刑が言い渡されました。 私はこれに多いに不満です。 新品のパソコンを欲しがった弟に対し、中古品を買い与えたところ、弟はそれを逆恨みし、犯行に及んだ、というのが検察及び裁判員の見たてです。 しかしアスペルガー症候群の患者は、他者とのコミュニケーションがうまくとれず、また、相手の気持ちを慮るということが極端に苦手です。 したがって弟にしてみればそれは逆恨みではなく、純粋に姉に悪意を感じたのでしょう。 もちろん、だからと言って殺人を犯して良い道理はありません。 しかし、障害者にはそれなりの配慮がなされなければなりません。 心神喪失であれば無罪となりますが、おそらくは一生精神病院に閉じ込められるでしょう。 心神耗弱であれば刑を減じなければなりません。 裁判員は、このような人物は長く刑に服さなければならず、社会に出ても受け皿が無いことを懲役20年の理由に挙げています。 これは話が逆です。 社会に受け皿を作るようにしなければならないに違いありません。 このような倒錯した理屈が...
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診察

今日は精神科の診察でした。 このところ調子が良いので、とくに相談したいことがあったわけではありませんが、職場の愚痴をこぼしました。 それでも20分、しっかり聞いてくれました。 精神科でも3分診療が多いなか、良心的な医者だと思います。 帰り、千葉市中心部をふらふらしました。 千葉中央公園では、フラダンスやハワイアン・バンドがハワイ祭りを盛り上げていました。 だいぶとうのたったお姉さまたちが、楽しげにフラダンスを踊っていました。 尖閣諸島の問題、原発の問題、特例公債の問題と、わが国は問題山積ですが、庶民はそれぞれに生活を楽しんでいるようで、まずはおめでたいことです。 生きるとは味わうことだ、と言ったのは山頭火でしたか。 舞踊でも音楽でも味わえるうちに味わうがよろしいでしょう。 私は今夜も焼酎を味わうとしましょう。
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夕陽

8月も最終日を迎え、最近とみに陽が短くなってきたことを実感します。 17時過ぎに仕事を終え、職場を出る頃は大分明るいですが、18時頃家についてひと風呂浴びて酒でも飲もうかという段になると、大分うす暗くなっています。 私は精神障害発症以来、夕方になると何がなし、もの悲しくなる習性がついてしまい、この時季、運転中に夕陽を見るのが嫌ですねぇ。 しかも私は帰宅時、西に向かって走っていくので、余計にそれが強く感じられます。 いっそ真っ暗なほうがいいんですけどね。
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