
違和感
昨日が振替休日だったため、今日、火曜日が週あたまとなりました。 一日みっちり働いて、へとへとです。 今週は金曜日に都内某ホテルで会議があり、直行直帰するため、今週は火水木の三日しか職場にはきません。 私は日々出勤して仕事をし、家に帰れば酒を飲んだりDVDを観たり読書したりして、まっとうな社会人の暮らしを取り戻しました。 職場復帰2年2カ月とちょっと。 よくぞ続いているものだと我ながら感心しきりです。 しかし、なんと言うか、現実の生活に何か違和感のようなものを感じています。 社会と私との間に薄い膜が張っているような。 森鴎外は軍医として最高の地位に就きながら、夜間、執筆活動をして大作家となりました。 その森鴎外が、軍医としての自分を、芝居をしているようだ、と評しており、現実との違和感に悩まされていたことがうかがわれます。 しかし森鴎外は家での執筆活動の時間には違和感を感じず、むしろ本来の自分を実感しています。 私はと言えば、何をしている時にも、この奇妙な違和感が付いてまわります。 好きなホラー映画をDVDで鑑賞している時も、詩歌や小説などの文学作品にふれているときも、もう亡くなった地井...