精神障害

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診察納め

今日は今年最後の診察でした。 主治医から、「リワークに三ヶ月通い、復職、時短勤務一ヶ月を乗り切ってフルタイムで7ヶ月、本当によくがんばりました。復職してもすぐ通えなくなる人が多いなか、立派なことです」 と、褒められて、泣けてくるほどうれしく思いました。  私の主治医は人情の機微がよくわかっているな、と思います。 人を貶してそれを叱咤激励の意図だなどと寝言をぬかす私の職場のトップに聞かせてやりたいものです。 豚もおだてりゃ木に登る。 部下はおだてて良い気持ちにさせて使えば、自在に操れるものを。 もったいない話です。  今後の課題は減量です。 精神病薬の副作用か、中年太りか、あるいはその両方か、就職したときより20キロ増えてしまいました。19年で20キロ。 もう19年前とは別人です。 お腹って、邪魔なんですね。 太って初めて知りました。 靴下をはくときや、足の爪を切るとき、邪魔なんです。 新鮮な驚きでしたが、驚いてばかりじゃいけません。 原状復帰を目指します。↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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小便で洪水?-精神障害ー

私は平成16年に精神病を発症して以来、精神障害者の自助グループで、じつに様々な症状を持った当事者に会ってきました。 病名はうつ病であったり統合失調症であったり双極性障害であったり社会不安障害であったり、色々ですが、共通しているのは、医学の力を借りなければこの世をまともに生きていくことが極めて困難であると感じていることだったと思います。 ある症状の当事者を私は滑稽な悩みだと思い、きっとその人は私の悩みを滑稽だと思ったでしょう。 しかしそれでも自助グループに来るのは、滑稽に見えながら、当事者は真剣に苦しんでいることが分かり、自分のことはさておき目の前のこの人の苦しみを軽減してあげたい、と心底思うからです。 16世紀ヨーロッパの精神病の症例集に、滑稽というも哀れな症状の患者が例示されています。 小便をすると自分の尿で町中が洪水になると信じ、小便を我慢している男の話です。 医者は神父や町長ら町の有力者を呼んで、彼の小便で洪水が起きるはずがないことを懇々と説明しました。 しかし彼は頑として納得しないのです。 そこで医者は一計を案じ、町に大火災が起きたことにして、町の警報をすべて鳴らすと、例の男に...
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自傷行為

私は3年ほど前、過食嘔吐を繰り返していたことがあります。 ちょうど私に暴言を吐いた上司に対し、弁護士から謝罪と賠償を求める内容証明郵便を送った頃から始まりました。  半年ほども続いたでしょうか。 デプロメールという薬が処方されて、徐々に行わなくなりました。 私が参加する精神病者の自助グループに、リストカットが止められない20代後半の女性がいます。  精神科医によると、過食嘔吐もリストカットも、自分を傷つけることで一時的な安心を得ようとする行為だそうです。 過食嘔吐を始めるときは、思いっきり吐いてやるんだ、と気負って、絶対に食べきれない量の食糧を買い込みます。 そして酒を飲みながら一気に詰め込んでいきます。 15分もすると、息をするだけで吐きそうになり、トイレに駆け込み、何度も何度も喉に指を突っ込んで吐くのです。 後には、爽快感とともに罪悪感が残ります。 こういうことは二度としないようにしよう、と思うのですが、またやってしまいます。 パワーハラスメント事件が一段落したからか、デプロメールが効いたからか、あるいはその両方か、幸いにして過食嘔吐は止まりました。 リストカットを止められない女性...
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凡人

復職してそろそろ7カ月になりますが、病状は非常に安定しています。 落ち込むこともないし、上がることもない。 不安は朝方少し感じますが、ひどいときは頓服の抗不安薬ワイパックスを飲んでしのいでいます。 他に、抗うつ剤としてジェイゾロフトとリフレックスとドグマチール、抗躁剤としてリーマス、睡眠導入剤としてサイレースを飲んでいます。 休職中は頻繁に薬を変えましたが、今はいつも同じ処方です。 今の薬の組み合わせが合っていると、精神科医が判断したのでしょう。 リワーク3カ月から復職7カ月にいたるまで、同じ薬です。 こんなに長く薬が変わらないのは、発症以来初めてです。 きっと良い兆候なのでしょうね。 発症してから、私の人生観は変わりました。 文学新人賞などへの応募を繰り返していたのですが、そういうことに興味がなくなりました。 毎日働いて、給料をもらう。 ボーナスをもらったら少しだけ贅沢をする。 かつて毎日飲んでいた酒も、今は週末のみ。 週末は陽気が良ければふらふらと街に漂い出すし、悪ければDVDを観たり、本を読んだり。 あらゆることが小さくまとまりだしたように思います。 それはちょっと悔しいような気...
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昼寝

やってしまいました。 お昼を近所のパスタ屋ですませ、家に帰ってリビングのホットカーペットの上で横になっていら、いつの間にか爆睡。 夕方4時まで寝てしまいました。 午後は散歩するつもりだったのですが、もう無理です。 私はお日様がでていないと、外に出る気が起きないのです。 今週変に長く感じたり、体のバイオリズムが停滞期に入っているのかもしれません。 今夜は近所の魚屋で買ってきた赤貝とシマアジをつまみに、一週間ぶりに一杯やろうかと思います。
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