精神障害

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精神障害

減薬

昨夜、職場の歓迎会が行われました。職員の三分の一ちかくが、変わりました。 私はその飲み会で、自分より躁っぽく見えるような馬鹿騒ぎをしている人や、逆に新しい仕事がストレスなのか、ひどく落ち込んでいる人を見ました。躁うつ病の厳格な定義というのは素人には分かりません。躁エピソードが起こったため、私の診断はうつ病から躁うつ病に変わりました。現在、気分安定剤としてデパケンR、抗うつ薬としてジェイゾロフトとドグマチ―ル、頓服が、あまり飲みませんが、抗不安薬としてワイパックス、睡眠薬としてサイレースが処方されています。 しかし、実感としては、現在の私は発病前と変わらないと思っています。だからといって勝手に薬を減らしたり、止めたりすることがどれだけ危険か、精神病患者の自助グループに出ていて、よくわかります。 職場に提出する身上調書の健康状況欄に、健康と記すべきか、不健康と記載すべきか、迷います。よく、躁うつ病に完治はないと聞きますが、自分は本当に精神疾患を抱えているのだろうか、と最近よく思います。フルタイムで働いていますし、生活上、困難を感じることもありません。 医師に減薬の相談をすると、まだ早い、と...
精神障害

春愁

春愁にやられています。 なぜ希望の季節であるはずの春が、憂鬱を引き起こすのでしょうか。 私は長く、会計の仕事をしていました。会計屋にとって、三月四月は地獄とも、お祭りとも言われます。決算処理に向けて、深夜に及ぶ残業や休日出勤が続きます。そんな時期、桜は美しく咲き、呆気なく散るのです。 私は、国立大学や国立研究所などを転々としてきました。それらの職場には、必ず、桜があるのです。国立大学では、伝票と格闘しているときに、学生たちの花見の馬鹿騒ぎが聞こえてきます。そのせいで、桜を観ると憂鬱になる癖がついてしまいました。 今、図書館に在って、年度末も平和でのんびりした時間を過ごしています。 それでも、なぜか春の気配が、私に愁いをもたらすのです。 昨日の診察で、抗うつ薬のジェイゾロフトが50mgから75mgに増えました。 面倒な私のたましいが、春に泣いています。
精神障害

精神障害者の自助グループで、ある患者が、「職業は病人。プールでは泳げるけど海では泳げない」と言っていました。 私は今、毎日、海で泳いでいます。それは荒海ではなく、凪いだ海です。しかし、海は海。波が立たないことはありません。塩が肌を刺さないこともありません。静かなプールで泳ぎたい、という思いは絶えずあります。 それでも私は、海で泳ぎ続けなければなりません。 それを止めたら、私は塩素の悪臭紛々たるプールに飛び込まなければならないからです。
精神障害

悲しみから

少しづつ遠ざかっています。 数え切れぬ夜と昼を越えて、来し方を何度も振り返って、私の精神は安定に向かっているようです。 薬だけのせいではありますまい。 働いていること、職場や身近な人が理解あること。 そのことが、私の心を、少しづつ解きほぐしているのだと思います。 今、私は読書や執筆を怠っています。 しかしそれを、精神の怠惰だと言って自分を責めることは止めました。 精神の怠惰も結構。 安定こそ、私が求めるべきものです。
精神障害

なぞの・・・

復職してちょうど五ヶ月が過ぎました。仕事も私生活も順調なはずなのに、この二、三日、なぞのうつ状態に見舞われています。しばらく飲んでいなかった頓服の抗不安薬でなんとかしのいでいます。 原因がよくわからないだけに、心配です。
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