精神障害

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精神障害

破壊行動

昨夜、怖ろしい夢を見ました。 私が激しい躁状態に陥って、自宅といわず、職場といわず、あらゆるものを金属バットで破壊するのです。 もちろん、見知らぬ他人も襲います。 私は殺人者になってしまうのでした。 しかも、私はそのとき、非常に愉快なのです。 汗をびっしょりかいて、目覚めました。 よほど躁状態を恐れているのだなと思いました。
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月曜日

ゴールデンウィークから二日出勤してまた土日と、ここのところ休みが続きました。 そのせいで、今日、月曜日はひどく憂鬱になるかと思っていましたが、そうでもありません。むしろ、久しぶりに落ち着いて仕事が進んでいるように感じます。 今は、仕事のストレスも、人間関係のストレスもありません。 私は、障害者自立支援法の「重度かつ継続」に該当して、精神科の自己負担が1割に軽減されています。今の私の状況を考えると、申し訳ないような気がします。経済的に苦しいわけもないのに、なんだか世間を騙しているような。 精神科医の善意に勧められて、障害者自立支援法の申請を行いました。医師の診断書によって役所が認めたのですから、堂々としていればいいのですが、なんとなく罪悪感があります。 せめて障害者手帳を申請しないことが、今の私の精一杯です。
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右折信号

今日の良いこと。 それを探せと、精神科医は言います。 毎日、寝る前に、今日の良いことを思え、と。 それは、花がきれいに咲いたでも、飯がうまかったでも、面白い小説を読んだでも。 今日うれしかったのは、右折が難しい交差点に、右折信号ができたことです。私は車で通勤していますので、運転には神経を使います。もっとも嫌だった交差点に、右折信号ができました。うれしい。 小さな幸せを大事にすること。 大したことがないのは嫌なこと、うれしいことは大したこと。 そうやって生きていけば、世の中は生きやすくなるでしょう。
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減薬

昨夜、職場の歓迎会が行われました。職員の三分の一ちかくが、変わりました。 私はその飲み会で、自分より躁っぽく見えるような馬鹿騒ぎをしている人や、逆に新しい仕事がストレスなのか、ひどく落ち込んでいる人を見ました。躁うつ病の厳格な定義というのは素人には分かりません。躁エピソードが起こったため、私の診断はうつ病から躁うつ病に変わりました。現在、気分安定剤としてデパケンR、抗うつ薬としてジェイゾロフトとドグマチ―ル、頓服が、あまり飲みませんが、抗不安薬としてワイパックス、睡眠薬としてサイレースが処方されています。 しかし、実感としては、現在の私は発病前と変わらないと思っています。だからといって勝手に薬を減らしたり、止めたりすることがどれだけ危険か、精神病患者の自助グループに出ていて、よくわかります。 職場に提出する身上調書の健康状況欄に、健康と記すべきか、不健康と記載すべきか、迷います。よく、躁うつ病に完治はないと聞きますが、自分は本当に精神疾患を抱えているのだろうか、と最近よく思います。フルタイムで働いていますし、生活上、困難を感じることもありません。 医師に減薬の相談をすると、まだ早い、と...
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春愁

春愁にやられています。 なぜ希望の季節であるはずの春が、憂鬱を引き起こすのでしょうか。 私は長く、会計の仕事をしていました。会計屋にとって、三月四月は地獄とも、お祭りとも言われます。決算処理に向けて、深夜に及ぶ残業や休日出勤が続きます。そんな時期、桜は美しく咲き、呆気なく散るのです。 私は、国立大学や国立研究所などを転々としてきました。それらの職場には、必ず、桜があるのです。国立大学では、伝票と格闘しているときに、学生たちの花見の馬鹿騒ぎが聞こえてきます。そのせいで、桜を観ると憂鬱になる癖がついてしまいました。 今、図書館に在って、年度末も平和でのんびりした時間を過ごしています。 それでも、なぜか春の気配が、私に愁いをもたらすのです。 昨日の診察で、抗うつ薬のジェイゾロフトが50mgから75mgに増えました。 面倒な私のたましいが、春に泣いています。
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