仕事

スポンサーリンク
仕事

金が無い=学術行政の死

今日の午後、職場のトップから新年の挨拶がありました。 最初こそ、一日一善ならぬ、一日一洒落で、楽しい職場を目指したいなんて、にこやかに語っていましたが、ことがお金の話になると、途端に表情が険しくなりました。 予算が年々減額されていること、さらには国立大学等の研究機関が法人化される前の、文部科学省による護送船団方式が消滅してから10年以上がたち、私の業界も成果を挙げなければ次々予算が減らされ、最悪、お取り潰しも有り得ることなどが念頭にあるものと思われます。 時折新聞などで有識者が書いているとおり、現在の研究機関ではとにかく目立つ成果を挙げることが求められ、基礎研究や、文学や哲学など、金にならない分野は瀕死の状態です。 このようなことを続ければ、研究教育はほとんど金目当ての商売に堕し、遠い将来にはわが国の高等教育機関は死に向かうでしょう。 そんなことは、学術行政に携わる者は、誰もが分かっているのです。 しかし財務省は、例えばIPS細胞のような、目につく研究には湯水のごとく予算をつけ、地味な基礎研究はほとんど手弁当という状態を放置しています。 文部科学省やその所管機関も、それならばと、流行り...
仕事

寒い

今、私の職場では、空調設備の点検・修繕を進めており、暖房が入りません。 事務室内は冷蔵庫のようです。 あまりの寒さに、私はYシャツの下に半袖の下着と長袖の下着を重ねて着用し、Yシャツの上にはフリース。 ズボンの下には股引を履き、膝かけを2枚掛けてしのいでいます。 また、手が氷のように冷えるので、指先だけが出ている手袋を着けています。 室内で仕事をする格好ではありません。 これはおそらく、労働安全衛生法違反でしょうねぇ。 それでも、筋肉お化けのような上司はYシャツ1枚で平気な顔をしています。 私ももう少し筋肉を付けなければなりませんねぇ。 ていうか、個人の筋肉量の問題ではなく、暖房が復旧すれば良いのですけれど。 女性陣は肩から毛布をかけて仕事をしています。 これでは、仕事の能率にも関わります。 それにしても、施設担当部署は、なんだって一番寒い時季に空調設備の修繕を始めたんでしょうねぇ。 もう少し早くやって、寒い時季には暖房が使えるようにするのが当然だと思いますが。 今月いっぱいはこの寒さに耐えなければならないようです。 やれやれ。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
仕事

仕事始め

今日から仕事始め。 9日間という長い休みあけの宿命として、嘆きの月曜日です。 あぁ。 午前中は挨拶回りなどで、慌ただしく過ぎました。 午後はどうなりますことやら。 ひと昔前までは、この日は昼から大会議室で賀詞交歓会と称して酒を飲む日でした。 いい加減に酔っぱらったら、近所の神社にお参りに行ったり、自分が勤務する部署に戻って打合せテーブルでさらに飲んだり。 正午から17時まで飲むので、普通に勤務するよりしんどい面もありましたが、お屠蘇気分を職場で共有し、もって一体感を高めるという役割もあったように感じます。 それが、公的機関に勤める者が勤務時間中に酒を飲むとは何事か、ということになり、挨拶回りをするだけで、終始素面で過ごす日に変わりました。 長引く不況とともに、社会全体が委縮し、さらに堅苦しくなっているようです。 建前はともかく、人間社会には必要な、くだらぬ風習や付き合いを排除し、それをもって正しいと胸を張るのは簡単ですが、それでは日本社会を維持し続けていくのは難しいのではないかと思います。 善し悪しはともかく、どろどろした人間関係の中で発展してきたのがわが国ですから。 ビジネスライクは...
仕事

仕事納め

今日でいよいよ仕事納め。 今年の仕事は全て終了です。 お昼は職場の同僚と蕎麦を食しました。 4月に部署が異動になり、変な上司に悩まされましたが、仕事量は前より少なくなりました。 それは楽でしたね。 ただ、異動後1年目は大抵そうですが、右も左も分からない不安はつきまといました。 でも今は、9か月が経過し、その不安もだいぶ無くなりました。 まずは1年間無事に働けたことに感謝しましょう。 来年以降、まだ定年まで15年と3カ月あります。 すでに就職して23年目になりますが、残りの現役生活の長さを思うと、呆然とします。 すでに体力衰えているというのに、そんなにもつんでしょうかねぇ。 もたないと言ったって、生活を維持するためには働かざるを得ないわけですが。 病気休暇から復帰して後、私はその日一日と、せいぜい翌日のことまでしか考えない、その日暮らしをモットーとしてきました。 もちろん、本来の言葉の意味とは異なりますが、それはそれ。 その日暮らしを積み重ねる以外、定年というゴールにたどり着く道は無いのですから。 はるか遠いゴールを見たら嫌になってしまいますから、とりあえずは今日と、翌日のことだけを考え...
仕事

あと1日

今日は珍しく仕事がはかどりました。 多分、明日出勤したら9連休ということで、お尻に火がついたためと思われます。 何事も計画的に進めているつもりが、いつの間にか遅れをとっていたのですね。 お恥ずかしいかぎりです。 で、明日は多分、特になすべき仕事はなかろうと思います。 机まわりの掃除や、引き出し・キャビネットの整理などをしてのんびり過ごしたいと思っています。 10年くらい前までは、仕事納めの日は、お昼から大会議室に集まって酒を飲んだものですが、勤務時間中に公的機関の職員が酒を飲むとは何事かということで、仕事納めも仕事始めもみっちり仕事をする日になりました。 その昔は仕事始めの日と言えば、若い女性職員は晴れ着姿、男でも着物姿の者が散見されたものですが、それというのも、その日は仕事なんかせず、賀詞交歓会で一日が終わっていたからです。 世知辛い世の中になったものです。 昔は官官接待も盛んでしたが、今ではすっかり廃れ、私の職場近くの料亭はばたばたと廃業していきました。 これも時の流れというものでしょうか。 感慨に耽りつつ、今日の仕事をきっちりこなした自分にうっとりする私なのです。にほんブログ村 ...
スポンサーリンク