仕事

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利害調整

今朝はまたしてもマンションの管理組合の理事会がありました。 すったもんだした大規模修繕の契約も大詰めを迎え、わずかな文言を修正して近々契約を結ぶことになりました。 長かったですねぇ。 住友建物サービスのような大手の会社でも、けっこういい加減なんだなと、思い知らされた2ヵ月半でした。 次回は7月6日(土)の10時から。 ほぼ毎月2回のペースで理事会を開催しており、サラリーマンの私にとって結構な負担です。 しかしこれが、地域社会での責任を果たすことだと思えば、大部の契約書や仕様書を丹念に読んで瑕疵が無いか探すのもやむを得ないことです。 今回、初めてグループ長という偉そうなやつが来て、名刺を渡しがてら、「いつも契約書の文言を細かくチェックしていただいてありがとうございます」などと私にほざきよりました。 他の理事には何も言っていなかったので、面倒くさい野郎だと、嫌味を言われているような気分になりました。 多分そうではないのでしょうが。 人間が生きるということ、個人であれ組織であれ、その大半を他者との利害調整に追われているかのごとくです。 立派な道徳律や哲学を先人たちは作り上げ、それらを建前では...
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計算証明規則

国立の機関は、毎月、契約関係の書類を、差し替えが出来ないように製本し、会計検査院に提出することが義務づけられています。 これは計算証明規則に定められており、国立機関の契約事務、決算事務を担当する者にとっては知っておくべき必須の仕事です。 しかし、国立機関において定員削減が進み、人員が不足した結果、非正規雇用の職員に実務を任せざるを得なくなり、根本的な国の会計制度を知らぬまま、わずかな経験を絶対と信じ、それを基に仕事を進めるような困ったちゃんがあまりにも増えてしまいました。 そういう人からたくさんの質問を受け、答えているうちに、私は絶望的な気持ちになります。 非正規とはいえ10年以上も国の会計事務に携わっている人が、国の根本的な会計制度を知らぬまま、おのれの小さな常識を信じ、日々、伝票を作っているのですから。 えてしてこういう人は、実務に通じていることをもって、私からみれば笑っちゃうような自信のもと、仕事を進めようとします。 私はいちいち根拠法規を示し、愚かな狭い常識にこだわるのは間違っていると説明しますが、凝り固まった頭をほぐすのはなかなか難しいものです。 私は、これらの人々を正しく導...
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開放感

怒涛の5日間を皆勤し、わずかな開放感に浸りながら、焼酎のロックをちびちびやっています。 それにしても、何事もなく平和に5日間が過ぎたという記憶がありません。 組織で働いていれば、必ずくだらぬ問題が日々持ち上がり、例えくだらなくてもそれを解決するにはそれなりの理屈を立てて、上司や他の部署を説得し、正しいルートでオーソライズしなければなりません。 働くというのは誠に面倒くさいことです。 私が勤務してきたのは、いずれも文部科学省所管の国立研究機関や国立大学です。 おそらく世間的には、暇で気楽なイメージを持たれていると思います。 私自身、暇で気楽そうだと思って就職したのです。 しかし、それら機関には、ラインで動く組織人たる行政職と、研究命のスタッフたる研究教育職員がおり、これが協業して仕事を進めようとすると、元々の行動原理が異なるため、軋轢を生むことがしばしばあります。 行政職にある者にとって、何より重要なのは、法律や規則に照らして適切であるかどうかということ。 また、新たな状況が生まれればそれに即して規則を改廃することが重要です。 とくに昨今、財政状況厳しいおりから、予算の執行に関しては厳密...
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ブルー・マンデー

憂鬱な月曜日の午前中の勤務が終わりました。 毎週のことですが、この憂鬱感は耐えがたいものです。 しかも、なぜか必ず、小さな問題が発生し、対応を誤るとそれは大きな問題になってしまうので、細心の注意が必要です。 私が就職したばかりの頃は、まだ職場でのメンタル・ヘルスの重要性があまり認識されておらず、うつ状態になって長く休んでしまうと、管理職がそれとなく自主退職を促すことがよくありました。 中には、3月31日に3月31日付けで辞職したい、という辞職願いを出した者もいます。 規則では、辞職願いは辞職の一か月以上前に提出し、残務整理や引き継ぎをきちんと行うことが義務付けられています。 それなのにその辞職願いは呆気なく受理され、その日のうちに人事異動通知書を作成し、辞職と相成りました。 困っちゃったのは財務担当の部署です。 3月31日付けで辞職されてしまっては、退職金を当該年度の予算から払う必要があり、そんな金は残っていなかったからです。 その時どうやって退職金を支払ったのかは知りませんが、38歳で係長に昇任し、それがプレッシャーとなって発病し、病気休暇を余儀なくされ、一年後には辞職してしまいまし...
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食うため

大金が欲しいのは誰もが同じでしょうが、精神障害を発症して以来、生涯遊んで暮らせるだけの大金が欲しいという欲求が、日増しに高まっています。 8時間労働の達成は、かつて全労働者の悲願でした。 労働組合などの激しい運動の結果、今、私の労働時間は1日7時間45分にまでにいたりました。 それは人類がたどり着いた叡智というべきで、私は先人の努力によって、今のような待遇を受けられているわけです。 それは誠に喜ばしいことですが、どこまでも貪欲な私は、働かずに食っていける境遇を想像せずにはいられません。 例えば夏目漱石が描いた「それから」の先生。 金持ちの次男坊が、高等教育を終えながら仕事をせず、書生まで置いて人妻との不倫などを楽しんでいます。 この作品によって、当時、高等遊民という言葉が流行りましたね。それから (新潮文庫)夏目 漱石新潮社それから 夏目漱石東映ビデオ 松田優作と藤谷美和子を迎えて森田芳光監督が映画化し、その静かなせりふ回しが印象的な、佳作でした。 また、亡くなった作曲家の父親の印税で暮らし、女遊びに明け暮れている中年男を描いて優れた味わい深いコメディとなったヒュー・グラント主演の「ア...
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