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心落ち着く

梅雨の晴れ間に恵まれました。 外は蒸し暑いようですが、職場はエアコンが効いて快適です。 良い時代に生まれたものだと思います。 冷房が普及する前、勤め人はどんな感じで仕事をしていたのでしょうね。 もはや想像もつきません。 サラリーマン川柳に、 休みより 心落ち着く 出勤日 と言う、笑うに笑えず、泣くに泣けない句がありました。 しかしそれも、冷暖房完備の時代だからこそ。 冷房が無い時代には、自宅の畳の間に裸でひっくり返っているのが最も心落ち着いたのではないでしょうか。 私はもちろん、職場が落ち着くなんて思ったことは、23年間のサラリーマン生活で一度たりともありません。 当たり前ではありますが。 自宅にいると落ち着かないというのはずいぶん不幸な境遇だと思います。 配偶者との仲が悪いのか、子供との関係が悪いのか、はたまた舅姑がわずらわしいのか、なんだか知りませんが、推測するに人間関係の問題がほとんどでしょうね。 一人暮らしの若者が、職場のほうが落ち着くなんてセリフを吐いているのを見たことがありませんし。 ただ、うつ状態で休み始めたのが8月だったため、その年はずいぶん電気代がかさみました。 何し...
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脱出、帰還?

首都圏もいよいよ梅雨入りのようで、今日は一日雨でした。 車通勤ですので、雨でも大して影響はありません。 東京の東のはずれから都心部に電車で通学していた高校・大学の頃は本当に雨が嫌でしたね。 濡れるのもそうですが、満員電車の湿気がひどいのです。そんなことを7年続けて、私は下り電車で通える千葉県に職場を求めたというわけです。 最初のうちは江戸川区から千葉に通っていましたが、なんとなく親許を離れたくなり、就職して3年で千葉にアパートを借りました。 千葉市よりももっと奥地にアパートを借りたため、家賃は23区内の半額以下でしたね。 びっくりするとともに、良い所だなぁと、実感したのを覚えています。 その後結婚して千葉市内にマンションを購入。 移住してもう20年が経とうとしています。 一人暮らしを始めた時はうれしくて、ずいぶん実家に無沙汰しました。 今も東京に住みたいとはかけらも思いません。 職場は千葉だし、休日に東京へ出かけたければ、高速を使えば1時間もかかりません。 ただ、定年退職した後、どう思うかは分かりません。 一日ぷらぷらしていたら、美術館や劇場に出かけたり、ただ散歩するだけでも東京の繁華...
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日常

今日は7時に起床し、まずは休日恒例の朝湯。 じっくり汗をかくまで湯につかり、体を清めて、最後 に水のシャワーを浴びてしゃっきり させ、上がりました 。 しばしベランダで朝の気を浴びながら体を冷やし、空腹を感じたところで朝飯です。 定番の生卵と納豆とソーセージと糠漬け、それに白飯とネギだけの味噌汁です。 たっぷりと食しました。 腹がくちくなったところで新聞を隅々まで読みました。 まずはわが国は平和なようで、よろしいことです。 その後、新興宗教と救いをテーマにした貫井徳郎の小説を読みました。 520ページの長編のうち、300ページほど、キリキリと吸い込まれるように読み、少し疲れてテレビを観ました。 NHKの「日曜美術館」で、ドラッガー博士の日本美術コレクションを特集していました。 ドラッガー博士といえば、企業マネージメントのプロで、高名な経済学者というイメージが強いですが、博士本人が、「日本美術に恋して45年」と言うほど、わが国の美術に惚れ込んでいたようです。 博士によれば、日本美術は西洋美術の150年先を行っていたそうです。 ほう、と思いつつ見つめました。 お昼は近所の蕎麦屋で鴨せいろを...
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たばしお

昨日は今年の4月に渋谷から東京スカイツリーの近くに移転したたばこと塩の博物館に行ってきました。 ここはもともと日本専売公社、今のJTが作った企業博物館ですが、たばこと塩のみならず、浮世絵やら印象派やら、無節操とも思える企画展を打つ愉快な博物館です。 移転してまだ一ヵ月半ということで、館内はビカビカでしたねぇ。 塩の展示はもう一つ面白くありませんでしたが、たばこは興味深く眺めました。 古代の中南米、マヤで最初はたばこの煙で神様を交信しようという神秘的な動機で生まれ、後に万能薬とされ、世界に広まり、その後嗜好品として長く愛され、今や喫煙者は弾圧ともいうべき迫害にあっているという歴史は興味深いものです。 また、世界の様々なパイプや煙管、灰皿などはほとんど美術工芸品と言ってもよく、わけてもわが国で江戸時代に花開いた煙管の文化は華やかで洒落ています。 吸い口が二つついている煙管があって、花街などで遊女と客がそれで煙管を楽しんだとか。 もう一つ興味深かったのは喫煙室。 最近はどんな建物でも分煙が当たり前ですね。 で、たばこを前面に出している施設の喫煙室ですが、さすがに豪華でした。  ついよけいに吸...
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今日もまた1日の仕事を終え、晩酌をやりました。 もう長いこと、平日の楽しみはわずかな酒だけです。 しかし私は、それを幸せと呼びたいと思っています。 なんであれ、日々にうるおいを与える幸せがあることは結構なことだろうからです。 私ははるか23年前、就職するとき、仕事から帰ったなら、蛮勇をふるって机に向かい、おのれが信じる美的世界や奇妙な世界を文章で紡ぎ出す時を持ちたいと思っていました。 しかし結局は土日などの休日しかその野望を果たすことは出来ず、今となっては休日ですら、そんな面倒なことはできずにいます。 これを衰えと呼ぶべきでしょうか? あるいは怠惰? 今もほろ酔い加減でこの記事を書いています。 デスクトップがある自室ではなく、リビングで、タブレットを使って食卓で。 食卓の上には濃い水割りが乗っていて、それをちびりちびりとやりながら。 私はどうも酒は止められないようです。 酒による意識の変容は、私に多大な快感をもたらします。 しかも不思議なことに、意識の変容というのは、混濁ではなく、自覚的には頭が冴えてくるような感じがするのです。 不思議ですねぇ。 もう一つ不思議なことは、仕事のことが頭...
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