その他 桜
今、桜が満開です。 職場の庭や、通勤時に車で通る道のあちこちに、桜が咲き乱れ、目を楽しませてくれます。 満開の今でも、いや今だからこそ、儚さを感じさせるとは、桜とは美しくも切ないものですね。 昨日、私の職場にも何人か新人が入ってきました。 一様に緊張した面持ちで、未来への不安と希望が感じられました。 それはまるで、疲れたおじさんから見ると、桜のように儚げに見えます。 今を盛りと咲き誇っていながら、わずか十日ほどで新緑に代わり、やがては葉も落ちてしまう桜。 新人の初々しい姿のなかに、すぐに良い意味でも悪い意味でも職場文化に慣れて中年を迎え、やがては定年を迎える儚いサラリーマン生活に、桜を投影させてしまうのです。 そんな見方しかできない私は、相当なひねくれ者ですね。 私が新人だった平成4年度のことを、彼らの緊張した顔を見て、鮮やかに思い出します。 私もずいぶん緊張していたと思います。 当時はまだバブルがはじける前で、世の中は浮かれていました。 給料も目に見えて上がっていきました。 日本社会が夏祭りのような熱狂に浮かされていたように思います。 それは高度成長の最後に来るべきして訪れた、あだ花...