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鳴かざれば

男子フィギアスケートの織田信成選手、次のオリンピック代表を逃して引退を表明。 鳴かぬなら 泣きに泣きます ホトトギス と、泣きたい心境を句にしてみせました。 もちろん、ご先祖様である織田信長の、 鳴かざれば 殺してしまえ ほととぎす を意識してのことでしょう。 豊臣秀吉の、 鳴かざれば 鳴かせてみよう ほととぎす 徳川家康の、 鳴かざれば 鳴くまで待とう ほととぎす と並ぶ、三者の特徴を端的に表した句で、何もご本人が作ったものではありますまい。 ご先祖及びその部下らの性格を表す句をもじって、涙をみせることが多かった自身の性格を自己卑下して見せるなど、なかなか心憎い演出ですねぇ。 引退といってもまだ20代半ば。 サラリーマンならまだ下っ端の青二才と言われる年齢です。 これがスポーツの怖ろしいところで、少女アイドルなんかもそうですが、若くして第一線から退き、第2の人生といおうか、本当の人生といおうか、新たな道を歩まなければならないのは、なかなかしんどいことと推察します。 現役の時は引退後どうするかなんてなかなか考えられないでしょうし。 指導者の道を歩むか、解説者としてやっていくというのが一...
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少し

酔いました。 今日も独りで、ウィスキーで。  同居人は残業でしょうか、遊びでしょうか。 どっちでもいいのですが、独りで飲めるのは嬉しいことです。  私の愚かな脳は、よほど酒の酔いを求めているようです。 このまま、酔いつぶれて眠ってしまいましょうか。 パソコンの画面を見ていたら、少し、悲しくなりました。
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外相整えば

今日はクリスマス・イヴなんですねぇ。 キリスト教圏では長いお休みだそうですが、私たちにとっては単なる平日。 しかも今年は3連休明けの初日とあって、お祭り気分にはなり得ません。 バブルの頃はクリスマスと言えば大変なはしゃぎようでしたが、やっぱり単なる平日であったことに違いはありません。 私は異教の祭りに与する気が全然起きず、バブルの頃も醒めた目で浮かれ騒ぐ世の中をみていましたね。 近頃はハロウィーンなんかでも騒いでいますね。 嘆かわしいことです。 私たち日本人にとっては、1年の穢れを祓い、清浄な気持ちで迎えるお正月こそが、冬の一大イベントで、だからこそ正月休みは一週間程度認められているわけです。 しかし、同居人と暮らし始めた頃は、年末には大掃除をして元日には雑煮を食うということをきちんと行っていましたが、だんだん面倒くさくなって、掃除もごく簡単に、元旦も普通にご飯を食べています。 二人とも、あんまり雑煮や餅を好まないせいもありますが。 その点実家は寺だったせいか、掃除も一日や二日では終わらず、また、奉納された巨大な鏡餅がいくつもあって、なんだか餅地獄みたいになっていましたねぇ。 外相整え...
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年賀状

一昨日年賀状を購入し、今日やっつけて、先ほど投函してきました。 私が45枚、同居人が55枚でちょうど100枚ほど。 面倒な年末の雑事です。 止めたい止めたいと思いながら、今年も出してしまいました。 昨年は喪中であったため、喪中葉書を出しただけで、喪中葉書に一言書きなんていりませんから、楽でした。 我が家は毎年、筆王で同じデザイン。 真ん中の干支のイラストを変えるだけです。筆王Ver.18 ソースネクストソースネクスト筆王Ver.18ソースネクストソースネクスト 宛先も登録されているものを出力するだけなので簡単ですが、面倒なのが一言書き。 そんなことしなくても良さそうなものですが、それを書かないとどうにも味気ないですからねぇ。 かの夏目漱石も、毎年末、年賀状を止めようと考え、しかしそのために断りの葉書を出さなければならないと思って止められなかったと聞きます。 でも一回断りの葉書を出してしまえば翌年からは何もしなくて良いから楽なはずですが。 結局、浮世の義理を切り捨てることは、愚かな人間社会に生きている以上、万やむを得ざる仕儀というわけでしょうか。 にほんブログ村 人気ブログランキングへ
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傘寿

畏れ多くもかしこくも、今上陛下にあらせられましては、本日、80歳の誕生日を迎えあそばされました。 80歳といえば、傘寿。 傘の略字、仐が八十に見えることによると聞いたことがあります。15歳を表す志学や40歳を表す不惑などと異なり、特に意味はありません。 これはおそらく、かつて、80歳まで生きる長命の人はごくわずかで、年齢による役割を求められることがなかったためと推量します。 定命は天の知るところ、人の知るところではありません。 知ってしまえば、死刑判決を受けたようなもので、怖くて日々の雑事をこなすことが出来なくなるでしょう。 しかし、どう頑張っても120歳を超えて生きることは不可能であろうということくらい、子供でも分かっていること。 さらに、圧倒的多数の人々は90歳を迎えることが出来ません。 また、私は就職して22年目になりますが、同じ職場で現職のまま亡くなった先輩や後輩は7人を数えます。 二人は自殺、五人はがんや脳梗塞などの病気です。 病気のため定年を待たずに退職した人となると数え切れません。 彼らがその後どうなったか、知りません。 そう考えてみると、還暦を迎えることがき出来ない人も...
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