破滅への恋情 「あさきゆめみしー八百屋お七異聞ー」
昨夜、つけるともなくテレビをつけたら、妙な感じがする時代劇を放送していて、思わず見入ってしまいました。 なるほど、最後のテロップを見たら、脚本ジェームス三木とあります。 この人のドラマ、面白いのですよねぇ。 ドラマは「あさきゆめみしー八百屋お七異聞ー」というタイトルであることも知りました。 八百屋お七と言えば井原西鶴の「好色五人女」に取り上げられた実在の少女ですね。新版 好色五人女 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)井原 西鶴,訳:谷脇 理史角川学芸出版好色五人女―マンガ日本の古典〈24〉 (中公文庫)牧 美也子中央公論新社 お七の家は大火で焼け出され、お七は親とともにお寺に避難。 寺での避難生活のなかでお七は寺小姓生田庄之介と恋に落ちます。 やがて店が建て直され、お七一家は寺を引き払いますが、お七の庄之介への想いは募るばかり。 そこでもう一度自宅が燃えれば、また庄之介がいる寺で暮らすことができると考え、庄之介に会いたい一心で自宅に放火してしまいます。 火はすぐに消し止められましたが、お七は放火の罪で捕縛されて火あぶりに処された、と伝えられます。 ドラマでは、少々薹(とう)が立っていま...