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41歳

私には3つ下の妹がおり、彼女は来月、41歳になります。 一方同居人にも妹がおり、昨日が誕生日で、私の妹と同様、41歳になるはずでした。 じつは私は義妹に会ったことがありません。 それもそのはず、義妹はわずか18歳で、難病のため、命を落としているからです。 私が同居人と出会った時、すでにこの世の人ではなかったということで、会いたくても会えるはずがありません。 もう亡くなって23年も経ちますが、義妹の部屋はそのまま残されており、誕生日には必ず赤飯を炊いて、私たちの元に直接届けてくれます。 切ない親心としか言いようがなく、せめて赤飯を完食することで、ささやかな供養としています。 そのため、昨夜も今朝も赤飯を食しました。 車でわずか10分の距離に住みながら、ほとんど実家に寄りつかない長女にプレッシャーをかけているようにも感じられます。  同居人は、たまに帰ると大ご馳走の上ケーキなどが用意され、熱烈歓迎されるのが煩わしく、帰る気が起きないのだと言い訳します。 しかしそれは、鶏と卵みたいな話で、熱烈歓迎されるから帰らないのか、ごくまれにしか帰らないから熱烈歓迎するのか、よくわかりません。 もし毎週...
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老いる

今日も良い陽気でした。 先般、去年履いていた夏のスーツのズボンをリフォーム店に持っていき、12センチウエストを詰めてほしいと頼んだところ、そんなに詰めたら形が崩れるからできないと断られたため、仕方なく千葉三越に夏用のスラックスを購入に行きました。 近年、夏はクールビズとかで、スーツを購入する必要が無くなったため、スラックスを2本購入しました。 痛い出費です。 痩せるにしろ太るにしろ、体型が変わると服代がかさむのですねぇ。 当たり前ですが。 休日履くチノパンはユニクロで購入したため、さほどの出費ではありませんでしたが、職場に履いていく以上ある程度の金額の物でないとだらしなくなり、勤労意欲が削がれるため、致し方ない仕儀と相成りました。 その後生まれて初めてリンガーハットでちゃんぽんを食いました。 餌場っぽいたたずまいに恐れをなし、今まで敬遠していましたが、なかなかいけるのですね。 驚きました。 午後は陽気につられて千葉市中心地を歩き回りました。 千葉市は政令指定都市で、本来は100万人以上の人口が基準ですが、現在96万人だそうです。 それでも千葉市中心地には大勢の人が歩いていました。 普段...
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外相整えば

今日はまた、昨日とはうってかわって良い陽気でした。 昼飯は近所の蕎麦屋で済ませ、そのまま近所を散歩しました。 約2時間。 1万歩を超えて、軽く汗をかきました。 帰りの近所のスーパーに寄ったら、たくさんカーネーションが置いてありました。 今日は母の日でしたね。 私は一週間くらい前に、今日実家に届くようアマゾンでブリザーブドフラワーを注文しました。 ブリザーブドフラワーは生きた植物の樹液を有機保存液に置き換え、自然な形、弾力、ボリュームを残したもので、2年間くらい鑑賞できるという長所があります。 生の花ではすぐに枯れてしまいますし、造花ではあんまり色気が無いので、ここ数年母の日はこれを贈っています。 ちょっと高いんですけどね。 父を亡くして一年2か月、母はいまだショックから立ち直ってはいないように見受けられます。 学生時代に出会って50年ですから、それも仕方ありますまい。 時期を待つ他ないでしょう。 時間こそ、悲しみから立ち直る最良の薬。 生きている者がいつまでも亡くなった者に執着していては、死者も成仏できますまい。 まぁ、この1年2か月で24キロも体重が落ち、一向に増加に転じない私が言え...
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世界文化遺産

先ごろ富士山が世界文化遺産に推薦され、鎌倉が推薦されなかった、との報にふれました。 富士山周辺の自治体は世界遺産登録が悲願だったところ、登山者のマナーが悪いとかなんとかで、なかなか推薦されませんでしたね。 このほど推薦が決まったことは、関係者には嬉しいことでしょう。 でも私は、なんだか釈然としません。 世界遺産に登録されようとされまいと、富士の高嶺が世界一美しいお山であることに変りありますまい。 タイヤ屋がお節介にも飲食店に星を付けるミシュラン・ガイドのような胡散臭さを感じます。 ミシュラン・ガイドと言えば、わが国には東京・横浜・湘南版と京都・大阪・神戸・奈良版がありますが、ミシュランの高慢ちきな連中の鼻をあかしたことがあります。 すなわち、客層が変ることを怖れた飲食店が、続々とミシュラン・ガイドへの掲載を拒否したというのです。 欧米では、ミシュラン・ガイドに名前が載るということは、料理人にとってこの上ない名誉であり、掲載されれば一年以上先まで予約が一杯になることから、掲載を拒否するなんて狂気の沙汰としか思えないそうです。 しかるに、東京の料理人も関西の料理人も、食通ぶった外国人観光客...
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深酒

昨夜は千葉駅近くの居酒屋で元上司二人と同居人と私の四人で一杯やりました。  一人は69歳で、すでに完全引退し、今はお寺や神社の役員をやったり、小さな畑で野菜を作ったり、お好きだというクラシック音楽を聞いたりして楽しくやっているようです。 とくに悪いところもなく、元気いっぱいでした。 孫が可愛いらしく、中学生の孫の話ばかり。 もう一人は60歳で、文部科学省関連の仕事は退職し、今は某商社で単純な書類作成の仕事をしているとか。 5年前に離婚し、現在婚活中とのこと。 二人の息子さんは就職、結婚して最近初孫ができたそうです。  別れた奥さんに未練たらたらのようで、今もよく夢に見るとか。 元奥さんが今どこでなにをしているか、全然知らないそうで、二人の息子の結婚式にも現れなかったとか。 親兄弟は縁を切ることが極めて困難です。 何しろ血で結ばれていますから。 しかし、いくら深い愛情を持っていても、どちらかが絶対に離婚すると決心した場合、夫婦の絆というものはいともたやすく壊れてしまいます。 55歳まで、30年間も連れ添っても、壊れるときは呆気ないものです。 この人、私たちの仲人を務めた関係で、私たちに離...
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